自分の視点で簡潔に。
とにかく、最高にロックなライブ!!
この一言に尽きる。
私にとって「ロック」の定義は、「狂気に浸れる時空を創造すること」でしかない。
どんなに超絶ギター・テクをひけらかされようが、バス・ドラムで地響きさせようが、
予定調和で終わってしまうものは、全然ロックじゃない。
本日横浜アリーナのmiwaは、良い意味で「プッツン」本領発揮、とびきり全開パワーで、
アーティスト自身も観客も、狂気の渦の中で「日常」から解放された。
これほどロックなライブを実現できる邦楽アーティスト、そうはいない。
今日の観客で不幸だなと思うのは、これほど最高なステージは、そうは味わえないということ。
もし初めてのライブが今日の横浜アリーナの人は、以降何年も満足なライブに出会えない可能性だってある。
ライブが終わって4時間経つが、未だ興奮冷めやらない。
前日心配していた中盤、「コットンの季節」「chasing hearts」「めぐろ川」「サヨナラ」はアコースティック・セットだったのだけれど、
演奏も歌唱も最高レベル。
この広大な横浜アリーナを、シンプルな構成で圧倒してしまう実力は並ではなかった。
正直、そのあとの「夜空」「アイオクリ」「君と100回目の恋」は、多少ダレてしまったかな。
映画宣伝的な一種の「商業主義」が、唯一垣間みえてしまった瞬間。
しかし、それ以降は、持ち直すどころか、神がかり的なパフォーマンスで最高潮を持続していった。
さらに、大好きな「オトシモノ」「441」「ストレスフリー」まで聴けて、満足というレベルをはるかに超えた充実した時間だった。
週に2回以上はいろいろなライブを見ているけれど、
こんなに素晴らしいパフォーマンスにはそう出会えるものじゃない。
等身大miwaの、等身大パフォーマンスが最高レベル。
バンドの演奏も素晴らしかった!!
私は、アーティストにどんなに促されようが、「声を出して歌わない」ことをポリシーとしてきた。
そんな一体感は、「気持ち悪い」としか感じないからだ。
その私が、「結ーゆいー」を大声で歌っていた。
恥ずかしさも、気持ち悪さもなかった。
これは、自身がMAXレベルの狂気を楽しんでいた、何よりの証左だろう。
ファンの皆様、シングルがリリースされたら、発売週に買いましょう!
チャートなんてどうでもいいのだけれど、
「シャイニー」が週間TOP10から出てしまったことは、ファンとしてやはり悲しかった。
今日のアリーナの客が発売週に一人1枚買ってれば、余裕でBEST10に入っていたのに。
素晴らしいアーティストを守るのは、やはり素晴らしいファンだけしかないと思っています。
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