2016年製のX-trail 20Xttエマージェンシーブレーキパッケージ。
こいつが、私のニーズにピッタリ。
そもそも年間5,000km程度しか走行しないから、ハイブリッドは不要。
年間12,000km走る人より燃費が20%悪くても、炭素排出総量はどちらが少ないか明白です。
本当に炭素排出に配慮するなら、火力発電所と原発を全廃してEV化するしかないわけで…
炭素排出しない原発を無くすべき発電システムに入れたのは、言わずもがな二酸化炭素よりはるかに害悪極まりない放射性物質を排出するからです。後世のために環境保全するならば、真っ先廃止すべきは原発。
話がそれました…
このエクストレイル、最近の車より内装が好き。
まあ、一昔前のレイアウトだしオーソドックスで目を惹くデザインではないんだけれど、
ダッシュボードの上に飛び出したモニター、センターコンソールが巨大な縦型モニターになっててエアコンが独立で操作できないパネル、全面液晶のメーターパネル、私は苦手です。
レンタカーでいろんな車種に乗るけど、やっぱダメ。
便利なのは、手をかざすだけで開く自動バックドア。
不要な装備だと思っていたけれど、慣れてしまうと実に便利。
で、装備以外の最大のお気に入りは乗り心地。
足回りが硬いなんて評価が多いけれど、私には程よい感じ。
FFベースのフロントへヴィーでこそあるものの、エンジンが2,000ccと比較的小さいこともあって、コーナリングでふらつくことがない。
さらに、高速道路でのフラット感もこのクラスにしては上出来。
色々乗ってみて、このクラスでエクストレイルよりサスが優秀だなと感じるのはフォレスターくらい。
しかし、CVTはフォレスターよりエクストレイルの方が自然で快適なので、総合的にはどっこいどっこいかなぁ。
雪道でのAWD性能も文句なし。
特にAWDロックできるのが最高で、凍結坂道での発進でも安心。
つまり、林道や雪道という私の使い道において、このエクストレイルには不満点が皆無だったりする。
確かに、初代ヴェゼルのようなダイレクトでキビキビした走行は味わうことができない。
どちらかというと、ゆったりと流すGTカー的性格。
で運転が楽しくないかというとそんなことなく、大型でヘヴィーな割にはハンドリングが素直。
7年半前の古いボディだが、今でもなんの不満もなくアウトドアで活躍できるエクストレイル、
本当に優秀だなぁと思う。
そんなアウトドア派の私がお勧めしたいSUVは「エクストレイル」「RAV4」「フォレスター」の3車種なのだけれど、
その中ではエクストレイルの中古車価格が一番手頃。なのに装備は完璧で、シートヒーターまで装備されてたりする。
ステアリングは当然本革で、価格高いのにウレタンのRAV4あたりはちょいつらいかも…
エクストレイルの中でも、このT32型は最も台数が売れたモデルだそうだ。
納得。