新型プラドで丹沢湖を目指す。が、新しいナビに慣れていないので大井松田をスルーして25km先の御殿場まで走り抜ける。
富士山が美しかったから、まあよしとしよう。
で、ようやく丹沢湖に。きままなドライブ。
このプラド、走行距離が400kmを超えた。市街地から山道から高速道路まで一通り走ったのでインプレッションを。
まず、一番の違いは4000CC V6エンジンと5AT。
いままでフルスロットルでようやく120kmを維持していた高速道路の坂道も、軽く足を置いているだけでスルスルと登って行く。
150馬力と250馬力の違いは、数値以上に遥かに感覚的隔たりがある。
しかも、スタッドレスを履いての平均燃費は7km。前の2700CCが6kmだったから、ハイオクになったとはいえ燃料代はそれほど変わらないはずだ。夏タイヤなら、きっと8km/Lは走ってくれるだろう。燃費向上してパワー向上なのだから、大したものだ。
さらに5ATが素晴らしい。下り坂では自動的にシフトダウンして、きちんとスピードを維持してくれるのだ。今までの4ATであれば、ブレーキ多用だったのに・・・。
でもいいことばかりでもない。
先代2700TXはエンジン非力だったから、結構フルスロットルで加速出来て面白かったし、重量軽いからコーナーを思った通りのラインで駆け抜けてくれた。
しかし、この4000TXはどちらかというとパワーがトゥーマッチで、粛々と走る感じで面白みに欠ける。さらに重量あるから、コーナーでは大きく膨らんでいく。
しかもパワーあるからコーナーに入るスピードが上がりがちなので、非常に怖い。
向かった中川温泉「ぶなの湯」はなんと定休日。
わざわざ御殿場から引き返してきたというのに…
で、行ったのは秦野市の鶴川温泉にほど近い「丹沢湯彩 ほたる」。
市街地の路地の奥まったところにあって分かりづらかった。
施設はとてもきれいで広かったけど、受付のお嬢さんがひどくぶっきらぼうで印象悪し。
特に際立った特徴ある温泉ではないので、せめて従業員の接客くらい教育しておかないと・・・
話をプラドに戻そうと思う。
この120系で気に入っているのはこのシンプルな内装。同じ値段で購入できるムラーノも試乗したけれど、正直6年の差は大きくて圧倒的にムラーノの方が高級感があって魅力的だった。
じゃあ何がいいのかというと、パッケージングというのだろうか・・・。
ムラーノは雰囲気いいのだけれど、天井低くて圧迫感あるし、荷室は狭くて使いづらい。おまけになんかゴチャゴチャした印象なのだ。
なんか、バカでかいボディが一切生かされてないのだ。
一方、このプラドはモデル末期ゆえに目新しさは皆無なのだけれど、非常に広くて使い勝手がいい。
そしてもう一つのお気に入りが本革シート。旧型に比べて圧倒的に座り心地いいし、運転席のランバーサポートが秀逸で、今後も外せない装備になってしまった。
さらに、先日実家で祖父母含めて8名乗車する機会があり、ミニバン的に使えて重宝した。
高速道路での圧倒的なパワー、SUVの力強いデザイン、悪路走破できる本格的4WD、落ち着いた内装、ミニバン的使い勝手…
2世代目になったLAND CRUISER PRADO、実に完璧なまでに私のニーズを満たしてくれている。
あと7cmくらい幅が狭かったら、本当に言うことないのになぁ。
やっぱ、ちょっと幅がデカい。
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