数年前まで、B&Wは長い間ケブラーコーンという黄色い繊維質のウーファーが特徴だった。
昨今はコンティニュアムと呼ばれる銀色のコーンに全面意匠替え済み。
コンティニュアムの新世代B&W、何度も試聴しに行きました。
でも、違うんですよね。
ケブラーの分厚くクセのある低音とは…
で、至った結論は、
使える限りにおいてケブラー最終世代、B&W CM1S2を大事にしようということ。
コンティニュアム化したCM1S2後継機の707S2、確かにサウンドはスッキリしたのだけれど、
その方向性だと、KEF LS50 Mataの方がはるかにまとまりがあって完成度が高いと感じた。
最近はQ Acousticsの3050iを自室に導入したけど、やっぱりケブラーコーンの方が心地よい。
再認識ってやつです。
まあ、紙のコーン使ったウーファーはどうしても薄っぺらくて、ペア100万円の紙コーン・スピーカーより、ケブラー・コーンの最廉価版の方がよほど上質なのです。(個人の感想)
あと10年くらいしてCM1S2が経年劣化でダメになる頃には、コンティニュアム・コーンが熟成されて完成度が高まっていることを祈るしかない。