早かったのか・・・。
長かったのか・・・。
サンが たった7年間を全速でかけぬけて、1年・・・。
家に帰れば、当たり前のように
サンとルナが二人で待っている気がする。
違うな
待ってるんだよね。
サン
ルナがね、サンがやっていたように、みつの車椅子を枕代わりにしたよ。
サンの特等席なのにね
みつの車椅子は私の枕なの!
って、言わなきゃ ルナが一人占めしちゃうよ。
サンは 今でも7歳か・・・
艶々の赤茶色の毛並み
寂しがり屋なのか、甘えん坊なのか、たぶんどっちもなんだろうね
撫で撫での要求が半端無くって、手が疲れちゃうよ。
みつに、軽く舌を出してお手をするよね
結構、私、ヤキモチしてるんだからね
でも、ベットに横になってる私にも、同じようにしてくれるのが流石サン!
サン・・・
ごめん・・・
凄く会いたい…。
サンは太陽 ルナは月 みつは光
じゃあ・・・ じゃあ私は・・・何?
熊本に帰ったら、必ずサンの話が出るよ
たまに ルナの事を 『サン』って呼ばれて
でも、普通に近寄ってくるルナを見て、苦笑いだよw
やっぱ 寂しいな・・・
ルナの散歩中も たまに『サンちゃんは?』って聞かれちゃうよ
沢山の人に愛されてたんだね
『旅立ちました』って 言うのには 慣れないよ・・・。
悲しむとさ サンも悲しむって 解ってるんだけどさ・・・
私だけじゃないよ 何も言わないけどルナも 寂しがってる
みつだって・・・。
何度も 何度も 何度も・・・
何度も言うよ サン・・・
会いたいよ・・・。
サンは サンは私の子供
サンが大切 サンが大事 サンが大好き
子供の幸せを想うのが 親ならば
離れていたって もう決して会えなくても
私は サンの幸せを。。。
今度この世に生を受けた時は、 私には会えないか・・・
でも、でもね。
お願い 誰よりも幸せになって。
お願い 誰よりも自分を愛して。
お願い 誰かの為じゃない 自分自身の為に 精一杯生きて。
誰かの子供として 命を受けるけど、それでも・・・
私を サンの親としていさせてください。
サン 絶対に幸せになってね。
2012/07/16 サンの永遠のお母さんより