岸田首相がNTT武蔵野研究開発センタを視察し、アイオンに関する展示を見学しオンラインゲーム応用例の説明を受けた記事が目に留まった。
そもそも首相が研開センタに出かけることってあるのか、あまり聞かないが、目的がよく分からないにしても、IOWN(アイオン)って何だ?
知らない単語が出ると調べたくなるのが人情ですね。
NTT技術ジャーナルによると、IOWN(アイオン)とは「Innovative Optical and Wireless Network」の略で「光ベースの革新的なネットワークの構想」という意味だそうだ。
さて何のことかと思ってしまうが、サイトにはいろいろと難しいことが書いてあって説明の方が首相にどう説明したのか興味が湧くところだ。
ただこれから活躍しなければならないデジタル庁には、ほとんど関係ない何年か先の話になるのですが、政府のデジタル化をスピードアップさせるきっかけにはなるだろうと思う。
ところで、あらためてIOWN(アイオン)って何だですね。
まず現時点では構想実現に向けた研究開発中であり、インテル、ソニーとともに実現を目指している。
ところで内容だが、よく分からないところであるが、電気通信技術向上の未来は、5Gから6Gを目指すことになると思うが、現在の通信は光ファイバーの中は光信号であるが、信号が回路を通過するときは電気信号に変換されているので、処理スピードに限界がある。
処理スピードの限界を打破するために、電気変換なしに光通信処理を行えば、画期的に通信速度が速くなり、その上回路部分の発熱が解消されるので電力消費も少なくすることが出来る。
私の解釈では、光電変換部を無くして、すべて光通信処理を行うことによって、より進んだ高速通信が可能になると言うことだとひとり納得したのである。
いつの間にか、通信もアナログ通信からデジタル通信で終わりではなく、本当の意味での光通信の世界に入っていく時代となったのかと感心するだけである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます