そして生。

首を絞める淑やかなるシルク
凪がれては色を変えて
裏側も抜け目ないままに
雨脚の中飛んでゆく
いつかの戒めと似た
忌むことなき感情に沈む
目の前を通り過ぎ
地面に叩きつけられて君
雫の内側逆様世界にも
瞬きの命があったなら
私の手に掛けなかったことに
安堵して吐いた息を殺すのだろうか
螺旋上に身を隠した
後ろめたく薄暗い塊は
管を断ち切るその前から
ほくそ笑んでいたはずだから
それは恥じることもない
緩やかに刻んだ己の記し
掻き消える雲を掴んで
そっと胸元引き寄せて
涙で重たく濡らせたら
貴方は往かずにいれただろうか
酷く奥へ潜り込んだ
素肌を抉るのはもうやめて
厚く固めた殻の膜を
一枚ずつめくってゆく
破けてしまうならまた重ねて
弦を爪弾くやうにそっと
真ん中の珠へ辿り着く迄の
ため息でほどける夢の続き



今晩は、M,Reinaです。

久しぶり…ですね。結構。
最近毎日描いてたから尚更、ですかね。




ちょっと弱,Reina入ります。
けどいつもよりは前向き。
だいぶ回復したので。



明日はGW中に味わった

スムルースのライブ

の話や

レッドクリフⅡ

の話をするのでお楽しみに。
でも今日は。
ちょっと続き。



































しばらく死を感じてました。
いつものことですが。

一度、死を味わうとダメなんですね。
麻薬や煙草みたいなもんで。
あの呪縛からは逃れられない。




けど。



お腹に宿る生命を見たり

それを魅て自分のお腹に子ゾウを宿したり

手を繋いでみたり

小さな手で握り返されたり

見えない前途を歌ったり

歌われたり

耳を突き抜けるボリュームで

ただ音と一つになったり

蝕まれた姿を見たり

蝕まれた身体で微笑んだり

泣きたくなったり

笑いたくなったり

笑いすぎてお腹よじれたり

雨が冷たかったり

優しかったり

いとおしかったり。





簡単な言葉だけど、生って素晴らしいなとも思えた。

例え死に弄ばれても。
生きなきゃ得られないなと思うわけで。
当然なんだけど。
酷く。
身にしみて想った。



多分、疲れもあったんだと思う。
五月病ではないと言い張りたいけど(苦笑)

6月まで取っておきたい悶々が、ちょっと早く来た感じ。



それだけ何か重たかったんだと思う。



多分。

誰かに無性に会いたくなったのも。

多分。
それだけだ。


















貴方の果てなき前途と
身体を休める途中経過の
私に与えてくれた全てに感謝

わざとじゃなくても
偶然でも


私にとって貴方が救いであるやうに。


























多分まだ祈ってる。