可笑しいくらいの異体
鏡に張りついてた自分とは
まるで違う顔をして
中途半端に浮いていた
突き落とされることもなく
ただ半分の夢心地
芥子の華の蜜のやう
忘れていれば時軸に
棘は深く刺さらなかった
仄かに香る巻髪解けて
いつの間にか穴だらけ
それでも好いと想ってた
助けを求めたわけじゃなく
結末急いだつもりもない
ただ絵巻物は転がって
コロコロ最終話飾っていった
呆気に取られて普段着のまま
ネタバレ哀しむ暇もない
きっと何処かで分かってて
ピリオドコンマの間ら辺
曖昧に終止符打っていた
下を向いてちょっとだけ
垂れ流したガラスの破片
プラットホームに置いてゆこう
拾得物はもらっておいて
もう掴まることもきっとない
ちょっとだけと伸ばして空振り
空腹さえも空淋しく
晴れた空に空笑い
餌をぶら下げ待ち惚け
いつか賭け事してみよう
糸が切れてしまうほど
強い引きは望まないけど
爪を立てて掻き混ぜたい
素直な幸せ祈れないなら
トランクいっぱいの保冷剤さえ
ひどくぬるく虚しいだけで
鏡に張りついてた自分とは
まるで違う顔をして
中途半端に浮いていた
突き落とされることもなく
ただ半分の夢心地
芥子の華の蜜のやう
忘れていれば時軸に
棘は深く刺さらなかった
仄かに香る巻髪解けて
いつの間にか穴だらけ
それでも好いと想ってた
助けを求めたわけじゃなく
結末急いだつもりもない
ただ絵巻物は転がって
コロコロ最終話飾っていった
呆気に取られて普段着のまま
ネタバレ哀しむ暇もない
きっと何処かで分かってて
ピリオドコンマの間ら辺
曖昧に終止符打っていた
下を向いてちょっとだけ
垂れ流したガラスの破片
プラットホームに置いてゆこう
拾得物はもらっておいて
もう掴まることもきっとない
ちょっとだけと伸ばして空振り
空腹さえも空淋しく
晴れた空に空笑い
餌をぶら下げ待ち惚け
いつか賭け事してみよう
糸が切れてしまうほど
強い引きは望まないけど
爪を立てて掻き混ぜたい
素直な幸せ祈れないなら
トランクいっぱいの保冷剤さえ
ひどくぬるく虚しいだけで