今日がきっと最高の日!

産業カウンセラー&コーチ&短大講師&妻&母&娘・・・いろいろな顔をもつ私が、日々の生活で考えたことをつぶやきます。

今、ここ

2015-02-02 22:30:20 | こころのこと
昨日から禅宗のお坊さんが、一般向けに書かれた本を読み始めています。

ゆっくり、ゆっくりなので
読み終わるまでにまだ時間がかかりそうなのですが。

本の中にあったのが
「人と競争しない、切磋琢磨する」といった内容。

この世の中、どうしても競争から逃れることはできません。
でもできるだけそこから離れて、
今、ここに集中し、
できることを精一杯やる。

そしてそのあとは、手を放す。

今の私には難しいところもありますが
少しずつ、「今、ここ」を意識してみようと思っています。

見ない方がいい

2015-02-01 23:19:55 | こころのこと
日本人人質、最悪の結果になってしまいました。
亡くなられたお二人のご冥福を心よりお祈りいたします。

自分が同じ立場だったら、
あるいは家族の立場だったら・・・
想像しただけで苦しくなります。

でも私はあえて、このニュースから距離を置くようにしています。

なぜか?

共感性が強すぎるから。

ストレングスファインダーの中に
「共感性」という資質があるのですが
私はこれが上位5位の中に含まれています。

うまく使えているときは、「人の気持ちがわかるいい人」で済むのですが
悲惨な出来事があると、その悲しみ等に共感してしまい、
自分がとても落ち込んだり苦しくなったりしてしまう。

これを知る前までは、
悲惨なニュースから距離を置くことを知らなかったのですが
今はその後のことがわかるので
できるだけ距離を置くようになりました。

東北大震災の時も、できるだけTVを見ないように、
新聞を見ないようにして、ダメージから自分を守りました。

何ができるわけでもない私が
何の役にも立たずに勝手に落ち込むよりも
日々明るく周囲を照らしている方が
ずっとずっと、世の中の役に立てると思うのです・・・

メタ認知

2015-01-28 23:00:42 | こころのこと
昨日、今ポジティブ心理学の勉強を始めたことをお伝えしました。

今そのポジティブ心理学の中の
「レジリエンス」の本を読んでいます。

レジリエンスについては、昨年このブログでも
少しふれましたが
今日はその中でも、「メタ認知」についてです。

メタ認知の「メタ」というのは
「高次の」といった意味合いがあるのだそうです。

つまりより高次の認知、
俯瞰の認知、というものです。

私たちは普段目の前のことを、五感を通して「認知」しています。

メタ認知はそれとは若干ちがって、
例えば腹を立てたとき、
ただひたすら怒りにまかせているだけでなく、
「あれ?私どんな顔して怒ってるんだろう」とか
「怒ってる私ってダサいかな?」と
ちょっと高い位置から、自分を見つめるような
そんなことなのです。

このメタ認知ができる、ということは
自分を客観視できる心を持っているということ、
そして物事を抽象化してみることができることにつながるのだそうです。


コーチングとカウンセリング

2015-01-20 21:49:17 | こころのこと
カウンセリングという言葉が使われ始めてずいぶん経ち、
そのため、「カウンセリング」「カウンセラー」の言葉の意味をご存じの方、
以前に比べてかなり増えてきたように感じています。

ではコーチングはどうでしょうか。

同じ対人支援の方法なのに
コーチングはまだまだメジャーではないようです。

とはいっても、その有効性にいろんな方が気づいていて
コーチングの考え方が入っていない分野はないくらいです。
今日用事があって行った図書館の医療関係のところにも
コーチング関連の本が数冊、
ビジネスのところにも数冊・・・と
あちこちに置いてありました。

同じ対人支援、よくコーチングは未来に向かうためのもの、
カウンセリングは過去を振り返って傷をいやすもの、と
表現されるのですが
それがクライアント(コーチングやカウンセリングを受ける人のこと)のためなら
どちらでも構わないし、
どちらがいいか決めるのはクライアント自身だと考えています。

ただ、明らかにうつ病やその他に近い状態のときは
従来のコーチングだと機能しないことが多い。

その場合、クライアントがコーチングをリクエストしていても
関わり方はカウンセリングにかなり近いこともあります。

またカウンセリングがうつ病等に機能しないこともあります。
そうなってくると、まずお医者様にかかってしっかり診断を受け
必要に応じて薬の力を借りることが大切です。

どちらが自分に合っているのか、
いろいろ試してみるとよいのではないでしょうか。

センター試験

2015-01-18 21:47:14 | こころのこと
昨日そして今日は、センター試験。
私の知り合いの子どもさんも受けているらしい。

脱ゆとりということで
数学がかなり難しかったと話題になっているようです。

脱ゆとり、該当する子どもたちにとっては
大人のいろいろな思惑に振り回されてしまい
たまったものではないはずです。

確かにゆとり教育については問題は多いように感じます。
私自身はゆとり教育については懐疑的でした。
脱ゆとり、は気持ちとしては大歓迎です。

でも脱ゆとり、として
そこに主役の子どもたちのことを本気で考えた人が
いったいどれだけいるのでしょうか。

「○○になるように」ではなくて
子どもたちが自分の力で「○○」を探していける
そのための知識や教養、精神力を養うことが
本当の子どものための教育だと思うのですが。

教育に関しての制度を変えることは簡単ではありません。

脱ゆとりにしました、
でも学力あがらないから、また変えました、では
主役の子どもたちが迷ってしまいます。

脱ゆとりの結果をしっかり検証し、
もし変えるべきところがあるのであれば
いろんな角度からの検討がなされたうえで
できるだけこの先変えなくてもすむようにする。

こと教育に関しては
いまよりもずっとずっと、慎重になるべきだと思います。