今日がきっと最高の日!

産業カウンセラー&コーチ&短大講師&妻&母&娘・・・いろいろな顔をもつ私が、日々の生活で考えたことをつぶやきます。

合格の先にあるもの

2015-01-31 16:25:57 | 子育て
三日間続けて子どものことで恐縮ですが・・・

今日は子どもの入学説明会があり、子どもと二人で出かけてきました。

制服の採寸をしたり、
必要な物品を購入・予約するためのものです。

まず前半の学校説明で、校長先生がおっしゃったことが、
「目的をもってこの学校に入ってきてほしい。
大学やその先にあることを目的にしてほしい。」

この学校はあくまでも過程にしかすぎない、ということを
おっしゃっておられるのです。

確かに、先の目的や目標をもっている人の方が
精神的にもタフです。

そして何より、
人生は先のほうがもっともっと長い。

この一年、私は時々子どもに
「どんな仕事をしたいの?」
「どんなことやりたいの?」と尋ねていました。

決して現実的ではない話も出てきましたが
それはそれで「へぇ~、そうなんだ。おもしろいね」等
否定することだけは避けてきました。

そして、学校公開の時に一緒に見に行って、
帰りながら、「来年、あなたはあそこでどんなことしてる?」と
具体的にイメージできるように会話をしたりもしました。

先の目標を見て、
そのあと近くの目標を立てる。
そしてできるだけ具体的にイメージする。

私は算数はさっぱりわからないし
国語も一緒に解いて、子どもより低い点数だったし、
決してできのいい親ではありません。

でも勉強は見てあげられない代わりに、
私なりのサポートを続けてきたつもりです。

(単なる自己満足だったかもしれませんが)

コーチングを学んでいてよかった、と
この一年何度も思いました。





成長

2015-01-30 20:55:52 | 子育て
昨日のブログで子どもの合格のことを書きました。
今日はその続きのお話です。


私の子どもと同じクラスの子も
同じ学校を第一志望としていて、
一緒に受験をしましたが
そのお子さん、残念ながら不合格、でした。

一緒にその中学校にいって、
一緒の高校に入って、
同じ大学の、同じ学部に入って・・・と
未来を夢見ていた二人でした。
(ちなみに同性同士です)

落ちてしまったお友達、
相当ショックがあっただろうと思いますが、
その子はとても素晴らしい子どもで
我が子が
「○○高校(二人が行きたい高校)で待ってるよ」と言ったら

「私があなたのこと、○○高校で待ってるから!」

きっとその子は、
中学校でもしっかり勉強して
夢をかなえてくれるはずです。

そして、そんなセリフを言えるように育てたご両親も
とても素敵な方。

中学受験という過程で、
いろんなことを経験して成長しているんだな、と
思わせてくれる出来事でした。

頑張った!!

2015-01-29 10:27:22 | 子育て
先ほど、子どもの第一志望の学校の合否発表でした。

・・・ありがたいことに見事合格でした!!

他の学校を受けたときに比べ
自信のない様子でしたから
親としてもどうしたものか・・・と思いながらの数日間でした。

ただ、もしダメだったにしても
それはそれでいい、
この子の運命はこの子自身が決めるんだ、と
何度も自分に言い聞かせました。

私の子どもはありがたいことに合格できたけれど
現実、落ちてしまったお子さんもいる。

そのお子さんたちも、決して頑張っていなかったわけではありません。

大人になると「結果がすべて」ですが
子どもにとっては「過程も大切」なことだと思います。

このことで子どもが何を学んだか、
これからの人生に何を活かせるのか、
一番大切なのは、それなのではないでしょうか。

メタ認知

2015-01-28 23:00:42 | こころのこと
昨日、今ポジティブ心理学の勉強を始めたことをお伝えしました。

今そのポジティブ心理学の中の
「レジリエンス」の本を読んでいます。

レジリエンスについては、昨年このブログでも
少しふれましたが
今日はその中でも、「メタ認知」についてです。

メタ認知の「メタ」というのは
「高次の」といった意味合いがあるのだそうです。

つまりより高次の認知、
俯瞰の認知、というものです。

私たちは普段目の前のことを、五感を通して「認知」しています。

メタ認知はそれとは若干ちがって、
例えば腹を立てたとき、
ただひたすら怒りにまかせているだけでなく、
「あれ?私どんな顔して怒ってるんだろう」とか
「怒ってる私ってダサいかな?」と
ちょっと高い位置から、自分を見つめるような
そんなことなのです。

このメタ認知ができる、ということは
自分を客観視できる心を持っているということ、
そして物事を抽象化してみることができることにつながるのだそうです。


フロー状態(ゾーンに入る)

2015-01-27 22:18:44 | 仕事
今少しずつですが、ポジティブ心理学の勉強(本を読む程度ですが)をしています。

人との関係性、自己効力感や肯定感等といったものの他に
「フロー」という考え方があるのにびっくりしました。

ポジティブ心理学を知る前から、
この「フロー」状態には興味があり、
いろいろ調べてみたのですが
以前はどちらかというとオカルト的なものしかなく、
フローについて知ることを少々諦めてもいたのです。

このフロー状態というのは
インプットもアウトプットも最大限、
あるいはそれを超えたもの、と言えるかもしれません。

オリンピックの選手が、いきなり前評判なしに好成績を収める。
かつて水泳の北島選手が金メダルをとったような
そんな状態です。

私もこのフロー状態、何度も経験しています。

一番記憶に残っているのは、電話応対コンクールの時です。

英語での電話応対コンクールで、
(決まったセリフを言うものなので、
本当にきちんと会話をする、というわけではありません)
日本語でさえもきちんとできないのに・・・と
当日朝までかなり緊張していました。

でもふっと、「ここまで頑張ったんだから、いいよね」と
結果への執着が離れ、楽しもう!という気持ちになったのです。

もちろん緊張がなくなったわけではないのですが
緊張することも楽しめる状態になった、とでもいうのでしょうか。

自分の発音も(ネイティブの先生にかなり直されました)
相手役の方の言葉もクリアに耳に入るし、
会場にいらっしゃった方の様子も見える。

五感のすべてがクリアになったような感じでした。

その後も何度かこれに近い経験はしているのですが、
なかなか意識してこの状態になれることはありません。

でもいずれは意識してなれるようになりたいなと思っています。