読むクスリ

読んでいてクスリと笑ってしまうような、心の処方箋に。
道徳大好き小学校教諭です。
現在、双子の育児に奮闘中。

おおきなかぶ

2018-09-10 23:17:12 | 1年 国語
ルミさんとの雑談

学校図書のおおきなかぶ

おじいさんが、かぶをひっぱって、
おばあさんが、おじいさんをひっぱって、
まごが、おばあさんをひっぱって、

だれが、なにを、どうする。という文で書かれていた。

光村のおおきなかぶ

おじいさんが、かぶをひっぱって、
おじいさんを、おばあさんがひっぱって、
おばあさんを、まごがひっぱって、

だれを、だれが、どうする。という文で書かれている。

光村の方が、1年生にとって圧倒的にわかりにくい。

しかも、光村の挿絵はより外国感が強い。

こういう違いをふまえなごがらも、おおきなかぶは、魅力的な教材だ。

子どもっちが、
ねずみなんて、いなくてもいいじゃん。
そんなちっぽけな力で引いても意味ない。
と言う。

でも、
最後におじいさんが登場してかぶを抜いてしまったら、ほらやっぱり抜けた。となる。

でも、おじいさんから、だんだんと小さくなるところにこの話の良さがある。

あと少しで抜けるところまできて、
ねずみのような、非力で小さな存在がひっぱって抜ける。

こういう道徳的なところ、イソップ寓話のようなところに魅力があると思った。

一斉研の指導案検討 公共心 公徳心

2018-09-10 22:39:46 | 道徳
研究テーマ
よりよく生きるための基盤となる道徳性の育成
〜考え、議論する道徳を通して〜

研究方法「考える発問と評価を工夫する」





検討
道徳の理解は3つ

人間理解
価値理解
他者理解

一座建立では、フランス人の青年と日本人の義雄の対比が目立つ。

青年は、周りの事を考えられ、行動ができる人。
義雄は、周りに迷惑をかけている人を見ても、何もしない人。わかっちゃいるけど、行動に移せない。

この2人の何が違うのか。
行動が違う。
何が違うから、行動も違ってくるのか。
違いはどこからくるのか。

周りを考えられるか、そうでないか。
この考えられる人と考えられない人の違いは何か。

みんなの場所という公的な空間なのか、自分の家と同じ私的な空間なのか。

つまり、公徳心とは、自分は、集団の一員であるという自覚をもつことによって、周りの事を考えて、自発的に行動できる心ということ。規則でやるのではなく、あくまでも自発的に。

みんなの場所だから、静かにしよう。など。

一座建立には、状況がころころと変わる。
これは、店内なら同じ時間に同じ空間で食事をとるという集団。

塀の上の空き缶なら、地域や市内というコミュニティ。

フランス人の存在は、日本人として。

このように、中学生にも、同じ学級の一員、同じ学校の一員、同じ地域の一員、同じ市内の一員、日本人の一員など、視野を広げて公徳心を自覚してもたせたい。


安田博之校長の研究部長便り

1授業のもとをつくる
授業づくりは、授業のもとをつくることから始まる。
授業のもとをつくることは、この授業で教師が何をすればよいかを、自分にも子どもにもわかる言葉を使って、一言で言い切れるまで授業を焦点化することである。

それが的確であればあるほど、授業展開は、自ずと浮き彫りになってくる。


2内容項目を理解する
道徳の授業における教材研究というと、教材を分析することと捉えがちである。
しかし、道徳化における教材は、本時で取り上げる内容項目を中心に、個々の内容項目が構造的に組み合わされたものであるから、まず、取り上げる内容項目について、指導要領と教師自身の体験をもとに、自分にも子どもにも、わかる言葉で理解することが重要である。
その理解が確かになればなるほど授業のもとができてくる。


3指導要領解説の内容項目を理解する

公徳心及び社会連帯の自覚を深め、よりよい社会の実現に努める。

⑴公徳心の意味
公徳心とは、公徳を大切にする心。
公徳とは、社会生活の中で守るべき正しい道。
社会生活の中で守るべき道徳。(広辞苑)
道徳とは、人として踏み行うべき道。(広辞苑)
道とは、道理。(広辞苑)
道理とは、ものごとの、そうあるべき筋道。ことわり。(広辞苑)
ことわりとは、道理(広辞苑)




まとめ1 社会生活において、人間として行うべき行動を大切にする心


⑵公徳心のよさ
住みよい社会を実現できること。

⑶社会連帯の自覚の意味
社会連帯とは、社会すべての人々が、互いに助け合い励まし合うこと。
または、一人一人が、共に手を携え協力し、誰もがあんしんして生活できる社会をつくっていこうとすること。

⑷社会連帯のもとになるものは、
自分も他人もともどもに、よりよく生きようとしていることの自覚。

⑸自覚とは、自分で感じ取ること。(広辞苑)


まとめ2自分も他人も共によりよく生きようとしていることを理解し実感することによって、社会のすべての人々は互いに助け合い励まし合うものであると理解し実感すること。


まとめ3社会生活において、人間として行うべき行動を大切にする心を深める。自分も他人も共によりよく生きようとしていることを理解し実感することによって、社会のすべての人々は互いに助け合い励まし合うものであるという、理解と実感を深める。

⑹指導の方向
自分も社会の一員であるという自覚を深めることによって、互いに積極的に協力し合おうとする意欲を育てる。

自分も集団の一員なんだという意識が、よい行いをしようという実践意欲に結びつくのではないか。

⑺よりよい社会を実現するために必要な態度
公徳心と社会連帯に対する深い自覚とともに必要な態度

ア 社会生活を営む上で必要な約束やきまりを重んじる態度

イ 社会生活において互いに迷惑をかけることのないような行動の仕方

ウ 自他への配慮

エ 深い思いやり

オ 進んで社会とかかわり積極的な生き方を模索しようとする態度

言葉遣いが悪くなった

2018-09-10 21:40:31 | 保護者対応
保護者から、最近、言葉遣いが悪くなって困っているとお悩み相談を受けた。

ルミさんの考え方は、
1年生になって、世界が広がったという証。
幼稚園や保育園の友達と違って、新しい友達ができたり、上級生と関わりをもったりしているということ。

子どもたちに、悪い言葉遣いを聞かせないように予防線を張ったとしても、人生のうちのどこかで必ず耳にすることがある。

それならば、乱暴な言葉を知った上で、使わないという判断ができる子に育てたい。

だから、乱暴な言葉や言葉遣いをしたときに、それを聞いて、周りがどう思うのか、伝えることが大切。

とまあ、保護者から言われたらこう返す!という常套句を作っておくと、ストレスなく対応ができてこちらも楽よ(^^)と、笑っていた。

算数×図工 かたち・どうぶつむらのピクニック

2018-09-10 18:40:01 | 1年 算数
算数×図工 どうぶつむらのピクニック

単元名「はこはこ さいごう どうぶつえんを つくろう。」

第1時 ころがしてみよう
・単元計画を立てる。
・箱で動物を作るとき、転がって安定しないと困るでしょ。どんな形が転がりやすいか調べよう。

第2時 高く積もう
・動物を作るには、積んでいく。どんな風に積めばぐらぐらしないかな。
・どんな形の箱を、どういう向きでどういう順番で積み上げていけばよいのか考えよう。
・高く積み上げチャンピオン 第1回
・工夫を発表する。
c大きい箱から順番に積むよ。
c二つの箱の上に、大きな箱を乗せて、トンネルみたいにするよ。

・工夫を使って、箱箱積み上げ競争 第2回

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板書1
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第3時 箱のどこをくっつければいいのかな。
・箱の面の形をノートに写す。
・今日のねらい:箱は、いろいろな形からできていることがわかる!

・丸、三角、四角、真四角、長四角、かくかく(六角形、八角形は子供からでてきた。)
・模型をノートに写す。→自分の箱にもどんな形が隠れているかな。写す。

第4時 設計図を書こう(図工)
・自分の箱の形から、作りたい動物を決める。
・箱を組み合わせたり積み上げたりして、動物をイメージする。
・箱を移したり、だいたいの形を紙に書いて、設計図を描く。
・色や模様を描く。

板書2 9/10
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第5・6・7・8時(図工) 動物を作ろう
・まず、組み立てる前に、一つ一つの箱に折り紙や画用紙で模様や柄をつけておく。(のり、ガムテープのみ。ボンドは使わない)
・布ガムテープを丸めて、両面テープのようにする。
※ガムテープは見えないように貼る。
・箱をくっつけて、動物の形にする。

・必ず、2つ、自分のオリジナルの工夫を入れておく。先生に「工夫は?」と聞かれたら、答えられるように考えて作る。

板書3 9/10ルミさん
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第9時 かたちあて クイズ「かたちを なかまわけ しよう」
・しかく、まる、さんかく
・立体 つつのかたち、箱のかたち、ボールのかたち
(模型を見せて、何の形か一人ずつ言わせる。→全員言えたら、一斉に言う。)
・平面 たいらのとこ→ながしかく、ましかく
(立体の模型の面を見せて、一人ずつ言わせる)

自分たちの箱から、先生が言った形を見つけて、「はい!」って挙げて見せてね。
・はこのかたち 「はい」お隣さんと合ってるか確認
・たいら 「はい」「tここのところって、言わないとダメよ。指さして、ここだよっていうよ。
・第3問、どれがくるか どれがくるか。さんかく 「なーい」ない人は、なーいと言います。
・ボールの形「なーい」 t教室のどこにある?

形を言葉にして言わせる。
できた動物で、子供たち同士遊びたいらしい。
明日、完成するのが楽しみ。