今回は、メインスタッフの欠席が重なり、これまでで最小人数での開催となりました。
これも一つの経験の機会と考えて、今回は最低限の準備はしつつも、本当に手が足りないときには、参加者さんの手もお借りするつもりで当日を迎えました。
↓朝イチから、調理をしつつ開始時間を迎えます。
今回も、オーガニッククロッシングさん、テルってる畑さんより、新鮮で安心なお野菜をご提供いただきました。
三連休の半ば、そして台風の接近による雨と、いくつかの条件が重なったためか、参加者さんもこれまでで最小の人数となりました。
のんびりとした時間が流れます。
私も、先月からご参加いただいている、タッチケアセンターのスタッフさんによるハンドマッサージを受けさせて頂きました。
前回、タッチケアのハンドマッサージでご参加頂いた方のコメント。
『タッチケアというのは体験教育でもあるので、少しずつ何度も受けるのが大切なのです。受けてすぐに「気持ちいい!」って感じられたら、かなりいいところまで来ています。大切なのは、そう感じれるまでに安心で安全であり続けることなのでしょう』
これまで運営面のこと、例えば時間内に希望者全員が体験できるのか、など。そんな事ばかりを気にかけていた私にとっては、はっとするような、大きな気付きを頂く機会となりました。
果たして、安心で安全な空気の中に、自分自身は居るのだろうか。
そうでなければ、どうして他の方によい時間を過ごしていただけるのか。
今回、初めて体験させて頂いて、とても静かで穏やかなリズムのなかで、自分自身も他の方からの親切を頂いてよいのだと感じることができました。
まあるい食卓で大切にしている考え方、「お互いさまの関係であること」に向けて、すこし前進できたような気がします。
また、今回は食事も交代ではなく、スタッフほぼ全員と一緒に食卓に着きました。
これも新鮮な体験。
初期メンバーのひとりからは、こんなに緩んでる顔を初めて見たと言われてしまいました(笑)
また一年以上も毎月参加してくれている常連さんからは、「今日のお味噌汁、美味しいね~。誰が作ったん?」との嬉しい感想も。
ゆっくり、しっかりと場の空気を味わうことで、感じられる豊かさがあります。
そして食後には、鼻笛メンバーの方による演奏タイム。
ル・クプルの「ひだまりの詩」を一緒に歌っていて、ふいに、この場のすべてが好意と親切で成り立ってることに気付いて、鼻の奥がつんとなったのでした。
終了時のミーティングでは、今回はじめて参加してくださった方が、朝、会場に入ったときに美味しそうな香りがしてほっとしたとの感想を教えてくださいました。たくさんの方からのご好意とご親切によって、ほっとできる場がここに育ってきている。
そのような事を思わせていただく一日となりました。
次回は、10/16(日)の11時から。
またどのようにご縁が拡がったり、深まったりするのでしょうか。
ぜひ、たくさんの方にお越し頂いて、この場に加わって頂きたいと思います。
みなさんで、大きくてまあるい食卓を一緒に作っていきましょう。
今回も、ありがとうございました。
(文責 金岩)