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吉野ヶ里歴史公園

2012年05月02日 | 佐賀・平戸
「吉野ヶ里歴史公園」を見学

吉野ヶ里野遺跡は弥生時代における日本最大規模の環濠集落遺跡。公園内には集落が最盛期を迎える弥生時代の終わり頃の竪穴住居、物見やぐら、高床倉庫など98の建物が発掘調査の結果をもとに復元整備されています。

遺跡の面積は約40ha、およそ300人が生活し、周辺のムラを含めた吉野ヶ里のクニ全体では約5400人が暮らしていたようです。

吉野ヶ里遺跡が大々的に報道されたのは1989年(平成元年)で1991年に特別史跡に指定されました。吉野ヶ里で大騒ぎになっていたことはまだ記憶に残っています。

ゴールデンウィーク期間中、現在発掘調査中の遺跡「東墳丘墓」の発掘現場が特別公開されていました。


発掘調査で甕棺墓の時期や性格、形成過程、甕棺内の副葬品の有無などを確認して、謎を解明していくようです。


公園へは東口から入場

逆茂木(さかもぎ)


敵の侵入を防ぐ役割をしています。V字型に深く掘られた総延長約2.5kmの外濠が囲んでいる範囲が遺跡の面積40haとなります。

南内閣、北内郭では、当時の衣装を着たスタッフの方々が随時説明をしてくれます。

南内郭 物見やぐら


南内郭 竪穴住居


王の家をはじめ、その娘夫婦、妻の家であったと考えられ、当時の様子が再現されています。

北内郭 周囲を囲む板壁


北内郭 二重の環濠になっています。


北内郭 主祭殿


3階建てで、吉野ヶ里のクニ全体の重要な事柄を決める会議を行ったり祖先の霊の祈りやまつりを行ったりした中心的な建物と考えられています。

北墳丘墓


吉野ヶ里集落の歴代の王が埋葬されている特別なお墓と考えられています。中から14基の甕棺が見つかりました。

銅剣が一緒におさめられているものもありました。


公園の北まで行き、また戻ってきますが、帰りは「倉と市」を通って、南内郭に戻りました。

最後に「物見やぐら」に上り全体を眺めました。

倉と市


南のムラ 疲れて行くのをやめました。


吉野ヶ里歴史公園は標準的なコースでもたっぷり2時間はかかります。園内バスもありますが、私達は2時間コースを歩いて回りました。普段歩いていないせいか結構疲れましたが、雨に降られず、日が照っていなかったのが幸いでした。

最後に福岡空港近くの「いっちょいっちょ」で博多ラーメンを堪能。お腹もペコペコで美味しかったです。

20:00福岡発21:20名古屋(小牧)着JL4414で無事帰りました。

お天気はいまひとつでしたが、行きたい所へ行け、美味しいお料理に気持ちいい温泉、マイペースの旅を楽しめました♪



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