日々是老・病

84歳の後半に入り、身体にいろいろと加齢に基づく不都合が生じています。日誌代わりに備忘録として経過記録します。

議会費の削減はいつになる?

2017-03-02 07:42:41 | 町の行財政

以前から町長の地区懇談会では、「議員の数が多いと思うのですが、町長から何とかならないでしょうか?」という住民発言がある。議会に対しては干渉できないとのスタンスの町長、それは理解するが、議会費が類似3町よりも20百万円も多く費やしているとの事実は歴然としている、その舵取りは町長です。

平成17年度の神崎町は議員数16名で議会費は70百万円でしたが、10年後のH27年度は10名、52百万円と減額しています。睦沢町はH17年度-16名/84百万円に対してH27年度-14名/88百万円と増額なので、36百万円も多いとはまあ、じれったいわが町です。町執行部が議会費を削減するためには、議会の予算案の議決が必要な手順で、高給なままの町長がそうした議案提出もならず、ずるずるとお互い金食い虫を決め込んでいる図式です。

平成27年5月の議会だよりに、「睦沢町議会改革特別委員会」で、「議員定数等について過去の経緯などを含め、幅広い視点で積極的な議論を重ね」「採決結果 第1案:定数を現状維持とする 5名 第2案:定数を現状維持とし、報酬を減とする 1名 第3案:定数を減とする 4名 第4案:定数を減とし、報酬を上げる 2名」とある。「いずれの案も半数を超えるものがなく、方向性を示すに至らなかった。よって、議員定数等に関する協議は終結」と巧みに方向性を見えなくしてしまった。

中学の学級会で普通ならば、上位2つの第1、第3案での決選投票で結論を出しますよ。報酬を上げる下げるは枝葉の話、定員減と現状維持が2本の幹、どちらの幹にも決めかねた、揺れる13人の議員でした。まるで井の中の議論に見え、類似各町の議員数の推移にについての検討資料が無かったようです。

「睦沢町議会改革特別委員会」で幅広い視点で積極的な議論を重ねたようだが、昨日の表で、全国類似7町の議員数推移を見てほしい。H13年度に睦沢町18人に対して7町は16,14,18,14,14,14,16人、平均15人ですが、H26年度に睦沢町14人に対して7町は10,12,12,8,12,8,10,10人、平均10人としている。幅広い視点はザルの目で漏れる、風呂敷イメージの幅広い視野でお願いしたかった、これらの数字を知らぬ顔は出来ないでしょう、次回の町議選を10人定数で実施してほしいものです。

コメント (1)
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