⑧営業諸々Ⅲ その54

昨日300系新幹線のラストランがあった

3月は「別れの季節」というが
これも別れの一つですね

この300系の写真は３週間
くらい前に撮したものです



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では　その54　です



不動産の取引は実に色々なことがある

十数年前のこと

「みんな年配だから義姉と隣り合わせか
少なくとも同じフロアの部屋を購入したい」
というお客様からの依頼が…

そこで売りマンションの隣近所の部屋に
飛び込み訪問や留守宅には手紙も投函をする

そして数日経ったとき電話が…
現在売りに出ているお部屋と同じフロアから

購入希望者の内容をご説明すると
A所有者「そう言うことがあれば何とか協力したいですね」

購入予定者にはトテモ喜んで貰えたものの
個人事業者で申告金額が低く
ローン付けにカナリ問題がある

早速銀行に打診を始めたものの
各銀行ともに良い返事を貰えない

(予想したとおりだ…でも頑張るしかない)

こうなりゃ地方銀行の支店長に直談判だ

と言うことで某地銀の支店長と面談
しみちゃん「こんな方なので支払が滞ることはないと思う」
色々な話をしながらこの点を強調した

支店長「う～ん…」

しみちゃん「何とかお願いします」

ここは頼み込むしかないのだ

支店長「でもね…この内容では…」

しみちゃん「二つの部屋を別々の名義で購入するが
　　片方の部屋は現金購入です」

支店長「それはそうだけど
　　この名義人は親子でも兄弟でもない」

しみちゃん「奥さんの姉さんです」

支店長「う～ん…」

「よし分かった」と言っては貰えない

つづく