⑧営業諸々Ⅳ その11

今日は1月最後の日

正月以降トテモ忙しい日が続いている

昨日も定休日も1日
ビッチリ仕事をさせていただいた

今日も今までバタバタ・・・

まだ終わらない

こういう時にはミスをしないよう
十分注意をしなくては・・・



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では　その11　です



不動産の取引は実に色々なことがある

今から約25年位前のこと

お客様「自分で改装するから家は古くて良い
　　　　車が２台置けて予算は○○万円位」

物件探しをするもなかなか見つからない

親しい同業他社の営業マンにもお願いをしておいたら
「△業者が建売用に買った物件があるよ」との連絡が…

すぐにその業者に出向き
資料をいただいてそのまま現地を確認に…

確かに予算内で車は2台置けるスペースがある
意気込んできたものの「これは…」

車庫スペースに面したサッシはなくなっていて
吹き晒し状態で室内に入ると完全に廃墟状態

取り敢えず現地をご案内させていただく

すると・・・
お客様「じゃ前向きに考えてみるよ」

しみちゃん「奥さんなどにご覧いただかなくて良いのですか？」

お客様「この状態で見せれば進むものも進まなくなるよ」

(それは言えているけど…)

そして二日後のこと
お客様「購入申込をしたいのだが…」

しみちゃん「本当に奥様方に見ていただかなくて良いのですか？」

お客様「それは大丈夫です」
しみちゃん「ではお話を進めさせていただきます」

と言うことで売主業者と細かい打合せを行い
ご契約に向かうことに…

そしてご契約当日のこと買主様より電話が…
しみちゃん「えっ？」(不吉な予感が…)

お客様「やっぱり女房などに見せることにする
契約時間には少し遅れるから」と

契約の準備をして待つことに・・・

時間をカナリ回ったが未だに来られない

携帯電話のない時代
連絡の取りようがない

売主業者「まあ来るまで待つしかないだろう」

つづく