⑧営業諸々Ⅳ その21

昼に立ち寄ったお店では
ＴＶに映し出される猫に
この店の猫がじゃれていた

時々手を出したり飛びついたり・・・



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では　その21　です



不動産の取引は実に色々なことがある

今から数年前のこと

夜事務所に犬を連れた
ご高齢のご婦人が訊ねてこられた

お客様「犬のこの子の調子が良くないので
　　近所の獣医に来た帰りなの」という

お話が好きそうで話しが止まらない

お客様「ところでここは何屋さんかね？」

しみちゃん「不動産屋ですよ」

お客様「あっそうなんだ・・・
　　この犬が入るってゆうから・・・」

1週間ぐらい経ったとき犬を連れて再度来社された

お客様「ここは何屋さんだったっけ？」
しみちゃん「不動産屋ですよ」
お客様「そうだったね」

と言いながら数年前に亡くなられた
ご主人の相続登記のご相談が・・・

手続きのために司法書士を紹介し約1ヶ月後
無事に相続登記を終えたとの連絡が入った

(少しは役に立てたかな？)

それから約2年経ったときに
この時の司法書士から連絡が入る

司法書士「以前相続登記をしたあのお婆ちゃんから
　　電話があり住替えをしたいとか・・・」

しみちゃん「分かりました
　　すぐに訪問してきます」

(さてどういう話しになるかな？)

しみちゃん「住替えを考えておられるとの
　　連絡を司法書士にされたとか・・・」

お客様「電話をしたけど何で？」

しみちゃん「お電話をされたのは司法書士で
　　住替えのお世話は私の仕事です」

お客様「私ゃあんたに電話したつもりだったけど・・・」

(さてさてこれからどんな話しになるのやら)

つづく