昨日は丑の日でした(#^.^#)
鰻、召し上がった方も多かったですよね、きっと。
我が家でも
には行かず・・・
スーパーの鰻をいただきましたー⤴️⤴️✨
毎年ちゃんと鰻を食べることができるなんて、
本当にありがたい・・・ううっ💧(最近、涙もろい)
店に溢れんばかりの鰻を見てそう思います。
さて、鰻に付き物の山椒🌿
漢方でも重要な役割を果たしています。
現在わが国で漢方として使われる山椒は日本原産(英名はジャパニーズ・ペッパー)。
芳香と辛味があり胃を健やかにしてくれます。
一方、
漢方でも蜀椒(しょくしょう)
という名で使われる生薬
があります。
この蜀椒とは華北山椒(カホクザンショウ)。
中国原産で、
花椒(ホアジャオ)と
同じ物です。スパイスとして
売られていますよね☺️
我が国に中国の伝統医学が導入されたとき、
それに用いる生薬の基原植物を、
漢名を基に日本原産の植物へと
当てはめることが多々行われました。
蜀椒の場合も、
「椒」の字を見たやまとびとがハジカミ「椒」として存在していたサンショウをあてがい、
以来ずっと山椒が漢方の生薬として使われているわけですね。
ちなみに
開腹手術後に癒着を防ぐために
処方される「大建中湯」には
山椒が入っています。
この薬、
他に用いられるのは
ショウガ、コウライニンジン、
膠飴(こうい。粳米、もち米、
小麦に麦芽を加えて糖化し飴状
にしたもの)のみで
いたってシンプル。
漢方の処方を普段への食生活へと応用出来そうなところが
薬膳のいいところかもしれませんねー👌
☆薬草覚え書き
サンショウ
ミカン科。
生薬名は山椒。
8月下旬ごろ、果皮が黄色く色づき始めたら採取し
天日で乾燥して果皮と種子に分ける。
この果皮を生薬として用いる。
香り成分のシトロネラールは脳を刺激し内臓の働きを
活発にする。
辛み成分のα-サンショオールは健胃、整腸、殺虫作用
が認められる。