次女が来ることになって
「すわ!」(おおげさ?)ということで
サフランライスを作った(理由は後で)。
近年サフランで町おこしをするところも
多くなって、大分の竹田市、埼玉の鶴ヶ島市などがありますが、
もっとたくさんの自治体が名乗りをあげるといいのに・・
と思うくらい、サフランの注目度は高い。らしい。
檀一雄先生も「高貴薬」と
サフランライスの項に書いておられますが、
鎮痛、鎮静作用は昔から知られており、
特にその通経作用で婦人薬として
処方されることもある。
女性の強い味方であるサフランですが、
効果が強いため妊婦さんの服用は禁じられています。
医在厨房。
少しづつを美味しくいただくのが
遠回りのようで一番の健康への近道かもしれません。
☆生薬覚え書き
サフラン
アヤメ科。
生薬名は蕃紅花(ばんこうか)。
南ヨーロッパ、小アジア原産。
花期は10~11月。
主要成分は紅色色素のクロシン、
苦味配糖体のピクロクロシン、
精油のサフラナール。
薬効は鎮静、鎮痛、通経、催眠作用。
近年ではアルツハイマー型認知症の改善効果も期待される。
熱湯で浸出させる場合は一回量0・2~0・3グラムを一日2~3回。
長々とお読みいただきありがとうございました。