わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

1年 さんすう あわせていくつ①

2022-05-14 15:39:45 | 日記

先生「は?」


  







児童 次々に、数を言う。

   黒板に、磁石を5個 貼って
   次々、5の分解を 答える。
先生「5は、1と」
児童「4」
先生「5は、2と」
児童「3」

先生 5の分解が終わったら、6の分解
   同じように進める。

 


先生「花が、2本あります。花が、1本あります


   花は、あわせて、何本ですか。」


   黒板に、問題文の最後、「はなは、あわせて、なんぼんですか。」
   を書く。

   黒板に貼ってある花、2本と1本を、合わせる動作を
   児童に 見せる。

児童「3本です。」


先生「3本ですね。
   みんなも、指で合わせて みよう。


   花が、2本あります。(➡左手の指、2本出す。)
   花が、1本あります。(➡右手の指、1本出す。)
   花は、合わせて、何本ですか。(➡両手の指を、体の真ん中で 合わせる。)
   合わせたら、数えてみよう。」


児童「1,2,3。3本です。」

先生「今度は、ブロックで、やってみるよ。」


   黒板のブロックを 動かして、合わせて「3」に
   なることを確かめる。

先生「2本と1本を 合わせて3本になることを
   にしてみるよ。」

   黒板に 「しき」と書く。


   そのとなりに、「2+1=3」と書く。


  「読み方は、
   に たす いちは、さん
   みんなで一緒に、どうぞ。」
児童「に たす いちは さん。」
先生 児童一人ずつ、言えるか確かめる。(7,8人)


  「式の読み方を 覚えたね。


   次は、答えの言い方を 覚えよう。


   もう一回、問題の文

  「はなは、あわせて、なんぼんですか。」を
   みんなで、読もう。」
児童「はなは、あわせて、なんぼんですか。」


先生 黒板に、「こたえ  3ぼん」と書く。
  「みなさんで。」
児童「こたえ、3ぼん。」
先生「いいですね!
   答えは セットです。


   しき、にたすいちは、さん。こたえ、さんぼん。
   どうぞ。」
児童「しき、にたすいちは、さん。こたえ、さんぼん。」


先生 次に、ドーナツ問題を 花問題と 同じ流れで解く。





先生「答えは、セット。
   しき、さんたすには、ご。こたえ、ごこ。」
児童「しき、さんたすには、ご。こたえ、ごこ。」


先生「空中で、答えを 書きます。エアで、いくよ!
   しき、さんたすには、ご。こたえ、ごこ。」
   声に出して、言いながら、空中で答えを書く。

先生「最後に、ノート問題。」



*問題文に、赤鉛筆で「あわせて」「びき」にチェックを入れる。

 「かんがえかた」の書き方は、初めてなので、先生の書き方を
  真似する。慣れてきたら、自分の考えを 絵や図にして 表す。

  絵に数字を書き込み、式と答えを 自分で考える。

  机間指導しながら、丸付けをする。


1年 さんすう なんばんめ②

2022-05-13 13:56:41 | 日記
先生「昨日の復習を しよう。
  


   左から3番目の傘の色は?」
児童「青。」
   左から〇番目、右から〇番目の 復習をする。

先生「右から2本目の傘は、どれですか。」
児童 指名された児童、指さしする。
先生「そうだね。この赤い傘が、右から2本目です。
 
   では、『右から2本』って言ったら、どうなるかな。」
児童 考える。
先生「2本目って言ったら、1本の傘を 指せばよかったけど・・・」
児童「この2本が、右から2本です。」
先生「なるほど。右から2本だから、この
   黄色と赤の2本のことを指すね。」

   黒板に

   みぎから2ほん
   みぎから2ほん

   と書く。

先生「黒板に、紙を7枚 貼ります。
   先生の言うことを よく聞いて答えてね。」



先生「左から4枚目って言ったら、
   みんなは、『そこ!!』って言ってください。」
   先生は、左端の紙から、順番に、右端まで紙を 指でさして動く。
   左から4枚目のところで、
児童「そこ!!」
先生「正解です。

   右から2枚目。」
   今度は、右端から、順番に 指をさしていく。
児童「そこ!!」
先生「正解です。

   左から4枚。」
   左端から、どんどん、紙を指さす。
児童「・・・」「ああああ!」「待って~」「違う違う・・・」
先生「あら、どうしたの?」
児童「準備できてなかった。」「言おうとしたけど、間に合わなかった。」
  「もう一回、お願いします!」
先生「では、もう一度。」
   左端から、指さす。
児童「そこ!そこ!そこ!そこ!」
先生「こんどは、お見事です。
   左から4枚は、4回、そこ!って言うんだね。」

   次々に、左から5枚目、左から3枚、
   右から6枚目、右から4枚・・・など問題を出す。
   
   とても難しいのは、「左から1枚目」や「右から1枚」などの
   問題。
   先生の動きや気配⁈を 感じていないと すぐに反応出来ない。
   これにすぐに答えられる時は、
   児童の集中力が グンとアップする瞬間です。

先生「では、この前みたいに、1列に並んでください。
   問題を出します。」
児童 代表の児童6,7人で、縦に1列に並ぶ。
   他の児童は、席で見守る。
先生「前から2番目の人、手を挙げて。」
児童 パッと挙手。
先生「いいね!前から、5人、手を挙げて。」
児童 キョロキョロしながら、挙手。
先生「前から、1,2,3,4,5。いいね!」

   前から、後ろから、いろんな問題をだす。

先生「〇人目って言ったら、1人だけだね。
   『目』は 1人。みんなで、覚えよう。
   『目』と聞こえたら、人差し指で、1人。

   3人。」
児童 ・・・
先生「4人目」
児童 人差し指1本、出す。
先生「7人目」
児童 人差し指1本、出す。
先生「5人」
児童 ・・・



  順序数と集合数の 区別がつくまで
  プリントに 取り組む。



*やまぐちっ子 学習プリント なんばんめより



1年 さんすう なんばんめ①

2022-05-11 15:13:52 | 日記
先生「〇さんの ランドセルを、ロッカーから、
   取ります。



   これを(ランドセルを指さす)持ってきて
   もらうのに、どう言ったらいいですか。」
児童「水色のランドセルを 持ってきてください。」
  「赤のランドセルの右どなり、取ってきてください。」
先生「なるほど。どのランドセルか、ちゃんと分かるね。
   
   では、色の名前を使わないでも、
   言うことできるかな」
児童「右から、2番目のランドセルを持ってきてください。」
先生「いいね!色の名前を使わず、『右』という言葉を
   使ったね。」
児童「左から、4番目のランドセルを取ってください。」
先生「おお!今度は、『左』という言葉を使ったんだね。」
   黒板に、「みぎ  ひだり」と書く。

  「では、問題です。



   先生が、『右から 何番目』『左から 何番目』と
   言うので、どの果物のことを 指しているか
   教えてください。」

  「右から2番目の 果物は?」
児童「イチゴ!」
先生「左から3番目の 果物は?」
児童「スイカ!」
先生「右から1番目の 果物は?」
児童「バナナ?」「イチゴじゃない・・・?」
先生 指でさしながら、
  「右から 1番目は、バナナです。
   イチゴは、右から 2番目だったね。
   ここが、1番目。」
   もう一度、指さす。
  「では、左からから1番目の果物は?」
児童「みかん!」
先生「右から、5番目の果物は?」
児童「みかん!」「また、みかんだ。」
先生「そうだね。
   このみかん、左からは1番目。右からは5番目。
   二つの言い方が あるね。」

先生「今から名前を 呼ぶ人、
   ここに1列に 並んでください。」
   児童5,6人、クラス全員によく見えるところに
   並ばせる。



先生「これから、『前から2番目の人、手を挙げてください。』
   と言います。
   自分が 前から2番目だと思ったら、手を挙げてください。
   前から4番目の人、手を挙げてください。」
児童 パッと手を挙げる。
先生「いいね!」
   前から、後ろから何番目を 次々、テンポよく出題する。

   黒板に、「まえ  うしろ」と書く。

*見ていた児童も、順番に、同じ活動を経験する。

先生 黒板に「うえ  した」と書く。



   本のイラスト、または実物を使って、
   「上から 何番目。」「下から 何番目。」を
   学習する。

   この後、教科書のイラストページを使ったり、
   プリントを使ったりして、左右、前後、上下の
   何番目を 習熟する。