大学時代は青森県の弘前で過ごしました。
地元の本屋よりずっと大きい本屋さん※紀伊国屋書店があり、そこの専門書コーナーで見つけたのが写真の本です。
金額が3500円に税です。
貧乏学生で他にやりたいこともあったはずなのに買ってしまいました笑
今は中古でしか購入しないので一冊の金額では最高金額です。
しかも内容が初期肥前磁気を中心にということで自分のコレクションには縁遠く中身を読んでもいまいちピンとこなかったのを覚えています笑
その後せっかく新しい土地にきたのだからと骨董店巡りをしてみたりして出会ったのがこのお皿です。
そのお店はどちらかというと行きつけの古道具屋と違い古美術店という雰囲気のお店でした。
ショーケースに手が届かないであろう品が陳列されており当時私のようなものが入るには敷居の高いお店でした。
その中で割と安価で造りが良さそうに見えたのがこのお皿です。
真ん中にニューが走っておりそのためか値段は3000円から4000円くらいだったと思います。
実際は、この金額くらいのものしか購入できなかった状況だったんですけど。
改めて家で見るとなんか違和感があるんですよね。
お店のオレンジっぽい電球色のもとでまるで柿右衛門のように見えたんですがいざ家でみるとなんか違う気がする。。。
裏側の文様はともかく線とかは伊万里のパターンだよなあと。
写真では伝わりにくいかもしれませんが
地肌がネズミ色に近く私の持っているそばチョコと比較してもかなり違います。
ここに特に違和感があります。
口径12.3 高さ2.6 底径8.0
縁周りの文様が絵付けの時代とあってないように思います。
きっと江戸時代のものではないんじゃないかなあ。産地も伊万里でもないんじゃないかなあなんてモヤモヤするものです。
はっきりできたらレプリカとして愛着も湧くのですがこういう良く分からないものが苦手です。
思い出はあるんですけど、嫌いなお皿でずっと物置にいてもらっています。