骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

鍋島小皿

2025-02-10 20:00:00 | 日記
先日なんちゃって鍋島をご紹介しました。
そういえばまだいたなと思いだしたのがこの皿です。
この皿は昔、通っていた例の古道具屋で購入したものです。やはり20年くらい前だと思います。
口径15.1高さ3.6底径8.2
主人曰く鍋島でも幕末ではなく江戸後期くらいのものだと言っていました。
傷だらけで当時25000円から8000円くらいだったような気がします。
色鍋島は何百万円なんて話を聞いていたので盛期ではない傷物でもなんとなく欲しくて購入しました。
当時は鍋島のくせにぼやっとした絵付だなと思っておりました。
その後勉強してこれが墨弾きなのか。なるほどと笑



最初から金直しがありました。
ないところは錫とアロンアルファで自分でやってみました。金直しも下手なところはヤスリで落として自分でやってみようと手をかけて心ざし半ばで挫折した当時のままです。






裏の染付も表のおなじ呉須のせいか淡い色合です。

櫛目の描き方が判断するポイントとかなんかで見ましたが私にはさっぱりです笑

墨弾きだとしたらまあまあ頑張って描いていますね笑


重さは248グラム
そんなに厚い手取りではないようには感じます。

ただ最近は鍋島のコレクションは敷居も高く、私程度では判断つかなかいなと敬遠しております。
なのでこの品も売り飛ばしてしまおうと思ったのが去年でした。
そんな最中メルカリを覗いていたら同じ皿が同じような傷具合で売っていました。
同手のお皿を見つけられるとは!?とうれしかったものです。
ただ残念ながら見つけたのは売り切れ後でした。

もっと残念だったのがそのお皿が送料込みで3000円だったことです。

ですので二足三文ならば思い出とともにずっといてもらおうと物置にいてもらうことになりました。

3000円って笑(^^)


古伊万里小皿

2025-02-04 21:41:00 | 日記
新着の皿です。
珍しく色絵を購入しました。
デザインが面白くて好みでした。
そして良く分からないという第一印象です笑
ヤフオクでそれほど値段も高くなかったので、良く分からないが手に入れました。
傷一枚と窯傷はありますが完品っぽい3皿の全部で4皿。
少し競合はありましたがそれでも送料込みで昼飯10人前程度です。
コレクターの委託という品でした。
同時に出品されていたものに古九谷の小皿もあり数枚は間違いのない真面目なものでした。
本当はそちらが欲しかったのですが予算オーバーでした笑
ということで安直ですがこれも大丈夫じゃないかなあと思ってです。良くない買い方ですね笑

H3.1〜3.8cm D15.3×11.1cm 重さ220グラム前後


少し変形の角皿
金彩もあります。

4色の唐草?でしょうか。
1枚だけ皿の淵に金彩が残っています。


うらはつけ高台で歪です。

鍋島のようなつくりですがそれにしては少し乱れています。
決して雑ではなく染付も濃淡2色使い丁寧ではあると思います。



4つそれぞれに違いますね。
染付一つみてもあがりの色や滲み具合が違います。
地肌の雰囲気や形から古格は感じます。
並べると古九谷のようにそれぞれ歪んでいます。
こんな感じでも明治大正のもということもあるんでしょうかね??

色絵は朱色は同じですが青が少し薄いかなあと。肌も柿右衛門手はしっかり乳白ですがこの品は違います。

櫛目の高台が迷わせてきます。笑

こんな感じで似てる文様もありますが今回の品はやや精度にかけます。


最大のポイントは重さかなと。
手取りはやや重めのしっかりしたつくりです。
それこそ鍋島っぽいです。
丸皿で言えば元禄以降の作りみたいな感じです。

すごく気にいったのですがいつぐらいの皿なのか余りピンときません。
根拠なく勘でいうと希望も込めて1720から1760年頃あれば。。。と思うのですがどうでしょう?
幕末ですと言われたらそんな気もしてきます笑


皆様の見解お待ちしてます笑(^^)