![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/85/10b451db89ace00af8d315287fbe5bad.jpg)
先日なんちゃって鍋島をご紹介しました。
そういえばまだいたなと思いだしたのがこの皿です。
この皿は昔、通っていた例の古道具屋で購入したものです。やはり20年くらい前だと思います。
口径15.1高さ3.6底径8.2
主人曰く鍋島でも幕末ではなく江戸後期くらいのものだと言っていました。
傷だらけで当時25000円から8000円くらいだったような気がします。
色鍋島は何百万円なんて話を聞いていたので盛期ではない傷物でもなんとなく欲しくて購入しました。
当時は鍋島のくせにぼやっとした絵付だなと思っておりました。
その後勉強してこれが墨弾きなのか。なるほどと笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/d6/fe872939c54598e51233965f09de039f.jpg?1739183508)
最初から金直しがありました。
ないところは錫とアロンアルファで自分でやってみました。金直しも下手なところはヤスリで落として自分でやってみようと手をかけて心ざし半ばで挫折した当時のままです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ff/19a7be03631b4937c3a930dfbc057c25.jpg?1739183440)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/66/a253755ba176846c524723f370a23835.jpg?1739183440)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/fa/44acc81f2f9ac838376e8aae3d9c684d.jpg?1739183440)
裏の染付も表のおなじ呉須のせいか淡い色合です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/50/c7390a6f69e66f629035b4fba5e58a4e.jpg?1739183440)
櫛目の描き方が判断するポイントとかなんかで見ましたが私にはさっぱりです笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/eb/05f7816568661975f4d95c2c83f5a5a8.jpg?1739183440)
墨弾きだとしたらまあまあ頑張って描いていますね笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ed/92ba56d54ee52c7d1a465799919483cd.jpg?1739183525)
重さは248グラム
そんなに厚い手取りではないようには感じます。
ただ最近は鍋島のコレクションは敷居も高く、私程度では判断つかなかいなと敬遠しております。
なのでこの品も売り飛ばしてしまおうと思ったのが去年でした。
そんな最中メルカリを覗いていたら同じ皿が同じような傷具合で売っていました。
同手のお皿を見つけられるとは!?とうれしかったものです。
ただ残念ながら見つけたのは売り切れ後でした。
もっと残念だったのがそのお皿が送料込みで3000円だったことです。
ですので二足三文ならば思い出とともにずっといてもらおうと物置にいてもらうことになりました。
3000円って笑(^^)
色の具合からすると、平戸のようにも思えます。
良い図柄なので、トイレ美術館に飾っていいのではないでしょうか。
墨弾きの見本のような青海波ですから、人に自慢できますね。
ワタシが見た品は恐らく明治以降の鍋島か平戸だったように思います。
鍋島は同じ文様が後の時代にも作られているので難しいですよね
昔、業者さんに「幕末鍋島より平戸」とか言われた記憶があります。
平戸ですか!私は平戸の皿は持っていないと思われますのでそうだったら良いのですが(^^)
鍋島は本当に良く分かりません笑
ただ後になって墨弾きの良さが分かってきたような気がしていますので、案外気に入っているのかもしれません。
傷だらけですので展示にはちょうど良い品ではあります(^^)
この品はどうでしょうかね??実は幕末以降なんてこともあるかもですね。(^^)
酒田さんの地元で見たことがあるということであれば同じ品かもしれませんね!日本海側の東北の美術倶楽部なんてそんなに無さそうです。
おっしゃる通り鍋島は同じ図柄をかなり長い期間で焼いていますよね。
これが本当に厄介に思います。私程度では太刀打ちできません。笑
おまけに写しも多いですよね。この辺があまり積極的に向かえないところです。(^^;)
鍋島は、工芸の美ですものね。
図の輪郭はしっかりとし、文様もきちんとしてムラがありませんよね。
これは、「甕」を描いたのか「瓶」を描いたのかハッキリしませんし、描線もたどたどしいですものね。
青海波もクッキリしないところがあり、ぼやけたものもありますものね。
鍋島は、誰もが憧れますよね(^_^)
でも、なかなか、いきなり本歌は買えませんものね。
このような物で、少しづつ勉強を重ねていかなければならないのだと思います。
教材として身近に置いておいてやってください(^_^)
確かに鍋島ってどれもキッチリした仕上がりのイメージがあります。
この品はぼやっとしていますね笑(^^)
当時鍋島には憧れました。※過去形です。
やはり難しいですね。呉須の色具合なんかはたくさんみてそれなりに勉強したつもりですが、結局あがりで見え方も違うなあと最近自信をなくしています笑
まだまだ勉強です(^^)