歩き日記

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焼山寺山(しょうさんじやま)浅ヶ部八十八箇所遍路登山

2008年03月20日 | Weblog

山の案内 歩き日記  焼山寺山(浅ヶ部八十八箇所)お遍路登山の案内

 冠ヶ岳登山をあきらめ高千穂町の「浅ヶ部八十八箇所霊場めぐり」を歩くことにする。高千穂町で国道218号を左折し町立病院を目指す。車の中で、早く歩きたいと、ソワソワするレット。

 

    病院を通過し2車線道路から1車線道路になり浅ヶ部集落入口に徳玄寺が見える。徳玄寺の階段横に標識が立っている。境内に駐車して良いと書いてある。

 入口が何かと便利であろうと境内に駐車することにする。駐車場入口手前にマップボックスが設置されている。お迎えの心が嬉しい。

 駐車場に10時20分着、準備して歩き始める。マップを見て一番「笠和山霊山寺一乗院(じくわさんりょうせんじいちじょういん)」に立ち寄るのが礼儀だろうと思い1番を目指すことにする。

★徳玄寺(10:30)→



 高千穂牛が迎えてくれる。駐車場から15分で1番に着いた、お祈りし、47・48番に立ち寄ることにする。遍路道には標識や説明板が設置してあり助かる。

★徳玄寺(10:30)→(10:45)1番(10:47)→



 47、48番で手をあわせ祠沿いのへんろ道が山の方向へ伸びている。一応登ってみる。やや急坂を登ると山頂に着いた。マップで確認すると天道山と書いてある。

 天道山の山頂は広く浅ヶ部集落が一望できる。しばしここでお茶タイムとする。レットもおやつタイムだ。霊場めぐりコースのポイントにはお茶屋があり休憩に利用できる。

 美しい浅ヶ部の山村風景を楽しみながら歩いていると、遠くの山の山頂に寺院風の建物が見える。マップで確認すると12番「焼山寺山796m」と書いてある。急遽、ウォーキングから遍路登山に変更する。

 「レット焼山寺山に登るぞ」「WonWon!!」と軽快な返事が返ってきた。尻尾がピーンと伸びている。 

★徳玄寺(10:30)→(10:45)1番(10:47)→(10:50)天道山(11:100)→ 



 登山口のある88番を目指す。途中ご老人がフキノトウを採っておられた。「佃煮にしたらうまいんですよ」「そうですか、煮るんですか」「砂糖と醤油でじっくり煮ます」「焼酎のつまみに合いそうですね」「そうですね」笑い・・・・・

 ほぼ平坦な舗装道路を歩き公民館、3番春戸茶屋を過ぎ暫く歩くと案内板がある。そこを右折して88番を目指す。ここからやや急坂な登りの舗装道路となる。

★徳玄寺(10:30)→(10:45)1番(10:47)→(10:50)天道山(11:05)→(11:22)88番分岐→



 舗装道路の終点が登山口だ。登山口には灯籠が設置され88番にふさわしい雰囲気だ。登山口には御山ノ口茶屋がある。

 石仏には説明札と台座に番号が刻印されており、マップの番号と照合しながら登ると楽しい。レットが久々の山で鼻息荒く興奮しているのが分かる。

★徳玄寺(10:30)→(10:45)1番(10:47)→(10:50)天道山(11:05)→(11:17)88番分岐→(11:22)登山口(11:23)→



 広葉樹林帯の登山道沿いには石仏が自然にとけ込みひっそりと鎮座している。その風情に癒される。石仏の一つ一つに手を合わせなが登る。

    遍路登山も良いものである。小さい露岩のある登山道は整備され、踏跡もしっかりあり問題なく歩ける。登山道には階段もあるが問題ない。

 88番から82番までは急坂の連続だ。82番付近で短い緩やかな登山道になるが、直ぐに急坂な登りになる。



 急坂を喘ぎ喘ぎ登ると79番付近で登山道が緩やかになり、眺望が開け高千穂町中心部が一望できる。冷たい風が心地よい。

 緩やかな登山道から急坂を登ると作業道に出会う。気温がぐんぐん上がり、長袖では暑いので暫し休憩し半袖になる。

 作業道出会いから緩やか、やや急な作業道を暫く歩くと75番分岐に出会う。作業道を左折し75番を目指す。暑いのかレットの舌が伸びている。

★徳玄寺(10:30)→(10:45)1番(10:47)→(10:50)天道山(11:05)→(11:22)88番分岐→(11:22)登山口(11:23)→



 作業道から急坂を登ると、76番から緩やかな登山道になり分岐に着く。分岐を右折し焼山寺山を目指す。途中、十社岩にレットを登らせ記念撮影。「ビビってる」「良いから早く撮影して」。

 十社岩から急坂を下ると作業道に出会う。作業道の工事で石仏の位置がマップと違っている。作業道は歩かず遍路道にを登ることにする。

★徳玄寺(10:30)→(10:45)1番(10:47)→(10:50)天道山(11:05)→(11:22)88番分岐→(11:22)登山口(11:23)→



 72番標識には尺間へと書いてあるが、マップでは73番となっておりマップを信用し急坂な遍路道を登る。急坂を登っていると祠が見える。73番かと思いきや祠の中は空っぽであった。空の祠から急坂を登ると作業道に出会う。そこから作業道を歩かず73番標識に従い73番を目指す。



 標識から直ぐに73番へ着いた。73番は山頂の真下である。山頂には大きな社やトイレ、駐車場がある。祠には虚空蔵菩薩の石仏が鎮座されている。

 男の人が正座してお経をあげておられた。後で話をしたところ、度々訪れているとのことであった。 

★徳玄寺(10:30)→(10:45)1番(10:47)→(10:50)天道山(11:05)→(11:22)88番分岐→(11:22)登山口(11:23)→



 高千穂の美しい山村風景を見ながら山頂で昼食。おにぎりがうまい。レットにも補給食を与える。しばし山頂で休憩し下山を開始する。

 十社岩から分岐を過ぎると、急、やや急、緩やかと変化するアップダウンの屋根歩き登山道になる。狭い登山道もあるので滑り転落には注意したい。

 仁田野分岐を過ぎてもアップダウンが続く。29番から直登の急坂な下りになる。滑り転落に注意しながら慎重に下る。途中、短い登りや緩やかな登山道もある。

★徳玄寺(10:30)→(10:45)1番(10:47)→(10:50)天道山(11:05)→(11:22)88番分岐→(11:22)登山口(11:23)→



 急坂を一気に下ると貯水槽に出会う。ここから緩やかな作業道になり、田園風景を楽しみながら快適に下ると、仁田野茶屋に着く。ここで暫し休憩し、舗装された町道をひたすら下り徳玄寺を目指す。

 レットは舗装の照り返しでかなり暑そうだ。途中水をタップリ与え脱水症状にならないように気をつけた。「犬が脱水症状になってどうする」「won・・・」「でも可愛いから許す」「WON!」

 徳玄寺で荷物を整理し15時延岡を目指して出発。助手席を見るとレットは既に寝ている。いやはやなんとも。

★徳玄寺(10:30)→(10:45)1番(10:47)→(10:50)天道山(11:05)→(11:22)88番分岐→(11:22)登山口(11:23)→ 


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