山の案内 歩き日記 今日の猫たち | |||||||
「国木田独歩館」は城山の真下の情緒あふれる城下町通りにある。入館料200円を払うと「案内はよろしいですか」「いいです」と答え館内に入る。 建物は、明治26年10月から明治27年6月末までの間、国木田独歩と弟収二が下宿した坂本永年邸である。立派な建物で独歩が寝起きした2解に上がると天井の低さに驚かされた。 現代人の背丈が高くなったものだと思いつつ、室内を見ると、情緒あふれる窓際に独歩が愛用したと思われる座机が置かれている。独歩はここに座り遠くの元越山を眺めたと言われている。 「春の鳥」のさわりを読み、入口で 「城山は近いですか」「館を出て右に曲がると駐車場があります」「歩いて何分位で登れますか」「登山口は3箇所あり一番きついのが真ん中の登山道で、早い人で20分くらいです」、受付の若い女性に親切に教えてもらい館内を後にする。
真ん中が「登城の道」右が「独歩碑の道」左が「翠明の道」との標柱がある。一番きつい「登城の道」で登ることにする。 「登城の道」はまさに登山道である。急坂もああるが楽に登れる。武士が登城した道と思うと感慨深い。遊歩道は部分的に階段もあるが、全般的に未舗装で、部分的に荒れた箇所もあるが歩きには問題ない。 西の丸から遠くに祖母山系が見える。霞んでいるが傾山が見えた。 話によると弁当のおかずを狙っているらしい。鳶は空を旋回しながら隙あらばおかずを捕るぞと狙っている。レットが襲われたら大変だと思い、レットを抱っこしての昼食となった。 一部舗装され問題なく快適に歩ける。市民の散歩道とし利用されているらしく沢山の人と出会った。おおよそ15分で大手門に着いた。 大手門でレットを車に乗せ13時、延岡に向け出発。14時30分延岡着、満足の一日であった。レットはいつのもごとく熟睡。「よく寝る犬だ」「ぐ~~~ぐ~~」。 |
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