山の案内 歩き日記 今日の猫たち | |||||||
元越山(もとこえさん)は国木田独歩が、山頂から見る美しさに涙したことで有名な山である。日本4大眺望とも言われている。延岡に住むようになっていつかは登りたいと思っていた山である。 登山後は「国木田独歩記念館」に立ち寄ることにする。元越山登山口は延岡市から72kmの距離にあり時間も1時間50分と近い。国道388号を走るのが一番近いのだが、道幅が狭くカーブが多いと聞いたので10号線を北上し登山口を目指した。 地元の皆様に感謝だ。途中、霧に中に浮かぶ元越山の全容が見える。俄然、登山意欲が沸く。レットは当然、寝ております。 |
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駐車場は広くトイレもある。看板に駐車は適当に駐めてと書いてある。登山届箱には木立公民館作成のマップが入っている。素晴らしいマップである。駐車場に着くと登山犬の嗅覚が働くのか目覚めも早く車から降ろせ降ろせとそわそわしている。降ろすと飛び跳ねるいつものレットである。 準備して7時21分登山開始、車載温度計1度。登山口から薄暗い竹林の中を歩くと岩場の登山道になる。雨の日は滑りそうな岩場だが、ロープが設置してあるので安心だ。 部分的に荒れた箇所もあるが問題なく歩ける。荒れた箇所は登りより下りが歩きにくい。登山道は踏み跡がしっかいりついており、標識も設置してあるので、迷う心配はない。 少し冷える登山道を快適に歩き、体が温まったころ「入角(いりすみ)地蔵/下の地蔵さん」に着く。お賽銭をあげ登山の安全を祈り山頂を目指す。 杉林の中を快適に歩き、ロープ付きの短い急坂をひと登りすると作業道に出会う。出会いから左折すると作業道路肩が崩壊している。下を恐る恐る見るとほぼ直角に落ちている。慎重に歩く。 急坂な下りから緩やかな登山道、急坂な登山道の繰り返しになる。200m付近に短い下りがある。下りから緩やかな登りになり、100m付近から急坂な登りになると山頂は近い。 登山道は荒れてなく快適に歩ける。最後の短い急坂をひと登りすると広い山頂に着く。山頂で早速記念撮影すると、レットが「寒い~~抱っこして」とにじり寄ってくる。「がまんしろ」と一喝するがちと可愛そうだ。 ■登山口(7:21)→(8:05)下の地蔵さん(8:09)→(8:15)作業道(8:18)→(8:27)中の地蔵さん(8:28)→(8:45)山頂(9:18)→ かろうじて祖母山系が見える。山頂には全国で48点しかない天測点がある。宮崎県は「牛の峠」に設置してある。山頂は風が強く寒い。レットがふるえている、ところが、おやつを与えると、にこにこしてふるえが止まっている。「変な犬」、「なに」。「冬空の天測点に犬がおり」良い句だ、「駄作だねwon」。 山頂でゆっくりする予定であったが、風強く、レットがふるえて、可愛そうなので下山を開始する。「レット下山するぞ」「won!won!」。 登山道を快適に下り10時8分登山口着、2時間47分の山楽であった。帰りに「国木田独歩館」と「佐伯城跡」立ち寄ることにしカーナビセット、「国木田独歩館」まで8.3kmの距離だ。10時30分登山口を出発する。 |
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