土地改良測量設計技術協会機関誌(斉藤秀生氏著)にカエルの話が、掲載されていましたので、紹介します。カエルの語源は生まれた、同じ水域に、帰るから、カエルと命名されたそうです。
ちなみに、カエデは、葉の形が、カエルの手の形に、似ていることから、名付けられたそうです。
ヒキガエルは、自分のたどった、道のりをすべて、匂いで記憶していて、繁殖の際に、生まれた水域に帰るとき、同じコースで戻るそうです。
カエルが認識できる、水域の範囲は、学校のプールぐらいの広さだそうです。その水域に道路工事で構造物ができたり、整備事業で土地の形状が変り、環境が変わると、繁殖のために、その水域に戻れないことになります。
アマガエルの全身の皮膚を、覆っている、粘膜から、微量の毒の成分を分泌しています。
普通触る程度では、感じませんが、傷や目に付くと、激しい傷みを感じるそうです。ツチカエルは、毒が強く、蛇も食べないそうです。
カエルを代表する鳴き声、「ケロ・ケロ」は、アマガエルと思われていますが、実際には、「ケ・ケ・ケ」「クェ・クェ・クエ」と鳴くそうです。「ケロ・ケロ」と鳴くのは、シュレーゲルアマガエルです。
オオキベリアオゴミムシは、アマガエルを専門に食べる、昆虫です。とくに目玉が好なようで、幼虫期のほとんどを、目玉にぶら下がったまま、過ごし成長します。
生涯、一度もアマガエルを食べないでいると、成長できず、死んでしまいます。別にアマガエルを殺してしまうわけでは、ないそうです。
その、カエルも、環境の悪化により激減しています。 興味のある方は、全国各地のカエル情報が得られる、「カエル探偵団」を見てください。
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます