あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い致します。2023年初めてのブログということで、2022年の振り返りを書きたいと思います(ここで多くの方が読むのをやめる気がして怖いですが…(笑))何より、2022年も1年ブログを続けることが出来てよかったです!あまりアップできない時もありましたが、なんとか続けることができました。2022年で印象的だったことを時系列で振り返りたいと覆います。
1月では、Joe Moger氏のナイフを紹介しました。その時久々に氏のサイトを訪れて、まだ販売されてそうでしたので、氏にメールをしました。すると早速返事が来て購入できるナイフに限定はあるが買えるということで、注文しました。しかし、氏の奥さんの体調が悪いという事でなかなか発送できず、半年後くらいに送ってもらえました(氏のDVDや注文していないナイフをおまけで付けてくれました)。多分、本人もかなりお年だし、きついんだろうなと感じました。先日のストレートさんのカラーチェンジングナイフの反響を見たときに、「まだまだナイフの需要はあるよ、もう少し『ナイフのオヤジ』には頑張ってほしいなぁ」と思いました。氏の面白い話が麦谷氏の「クラシック・マジック入門事典」にあります。氏らしいエピソードで面白いです。
2月では銀次郎さんのところで購入したミニ・コンボカップを紹介するにあたり、いろいろ調べていたらセブンさんの2カップルティーンの実演映像を見つけ、お洒落で不思議なルティーンでしたので、ご本人にお願いして掲載させて頂きました。実はセブンさんは私のブログを見つけたときにツイッターでこんなブログがあると紹介頂いていた方で、勝手な親近感がありましたので(あと海外輸入系の話も)、思い切ってツイッターのダイレクトメールで直接お願いしました。ご快諾頂きありがとうございました!
3月ではついにブログ記事100回目!ということでそれまで出さずにこの回を待っていた「Danny DewのPaul Fox Cups」の紹介を行いました。私がカップに興味を持つようになった原因のカップです。Paul Fox Cupsには思った以上のドラマがあり、まだまだ知らないことがありそうなので、また情報を得たらブログに書いて行こうと思います。現在のカップの多くはこの「ポールフォックスタイプ」になりました。私が死ぬまでに変化があるのか??楽しみです。
もう1つ、3月にはとても重大なことがありました。それが「第3回かみねんどコンテスト」にエントリーしたことでした。殆どツイッターのフォロワーもいない自分でしたがカップ&ボール中心のブログも書いてますし、せっかくの機会ということで、2021年に作ったカップを使った手順を出しました。基本的なPresti Cupの手法とチョップカップの手法で構成されているので、まあ、ありきたり感はあると思いますが、観客体験型というのと、最後の魔法で見えないボールを大きくするところが気に入っています。でもやはりフェイクパスが多いですし、その他改善の余地はまだまだあると思います。
結果は惨敗でした。まだまだです。結果発表の際の座談会では、五太子さんや多くの方に不思議だったとコメント頂けた(基本褒めるというスタンス)ことや、キシタカさんにはPresti Cupで解説されている手順より良かったですよと(多分)言って頂けたことが嬉しかったです。ちなみに、キシタカさんのこの時の演技のバージョンアップ版がこの前ツイッターで出てましたが、バラエティ豊かで不思議で楽しい手順でした。典型パターンを並べただけの私の手順ではやはりまだまだと感じました。
#第3回かみねんどコンテスト
— まほうのかけら (@mahounokakera) March 24, 2022
参加させて頂きます。
長くなったので1.5倍にしてます
よろしくお願いします pic.twitter.com/6B2WnHNUKZ
3月、4月では、100回を超えたのでちょっと傾向を変えて、自分のレパートリーをアップし始めました。そんなにレパートリーがあるわけではないので、頻度は少ないのですが、小さなジャガイモが最後に大量に出るチョップカップの手順はどこかで紹介したいと思っていたので、できてよかったです(自己満足以外の何物でもないですが…)
5月にはAmazing Coffee Cupsの紹介をしました。先の小さなジャガイモが大量にでる手順のように最後にコーヒー豆が大量にでる手順が演じられるカップです。タネをPVで思いっきり見せていることに少しに抵抗があったことを記憶しています…このカップの手順は見栄えするため、『ザ・マジックシアター 世界も驚く!これが日本のマジシャンだSP』でからくりどーる氏がされてましたし、『超絶神業!マジックバトル2022 師走の決戦』ではユウリ氏もこのカップを使った手順をされてましたね。ユウリ氏の最後の液体の量を多く見せるグラスいいなぁと思いました(笑)。
また、5月にはずっと見たいと思っていたTCCのチョップカップのPVで行われている手順の解説を入手できました。非常に参考になりました。いろんな意味で難しいなぁ~と思いつつ、これくらいの不思議感を出せる手順を作りたいなぁ~と前向きに…
このペースで書いていると、文字数がオーバーしそうなので、一気に9月に行きます。9月にはGuy Hollingworth氏のカップ手順について紹介しました。実はこの記事が2022年で最もツイッターでイイネを頂き、アクセス数も最も多かったかもと思う記事になりました。ビデオの書き起こしによる氏の解説の理解や、いい感じのジェファーソンカップ探しなど、作成準備で結構時間がかかった記事でしたので、多くの人にイイネを頂き嬉しかったです。でもそれを目指しすぎるとプレッシャーになるので凝り過ぎ注意です(;^ω^)
10月はシェーカータイプのチョップカップを3点紹介しました。まさかJoePorper氏のCocktail Surpriseをメルカリで購入できるとは思っていませんでした…。カップもですが、ウォンドがかなり素敵でした(笑)。3つともそれぞれ特徴があり、私自身面白いなぁと思いながら紹介していました。緒川さんのカップが出てたことを今更に知り、欲しいなぁと思いましたが、まあ無理でしょう(笑)。
そして、11月から12月にかけて、苦労しながらも、なんとかBluether MagicのTommy Wonderカップのリミテッドエディションが入手できたのはとてもうれしかったです。また、Tom Frank氏のDVDとPhoenix Cupを入手して、ポールフォックスの次に有名かもと思う(言い過ぎ?)ロス・バートラムタイプのカップについて歴史も含めて記事にしました。私が書いた情報はインターネット上にバラバラとあったものを集めただけですが、結構時間がかかりました。いくつかの有用そうなページへのリンクは、もうリンク先がなかったりしてあと15年位前に調べていたらもっといい記事がかけたのに…と残念に思う事も度々でした。おお!そうだ!12月の記事には書いてませんでしたが前田知洋さんのタリホーを氏から直接購入させて頂いたという出来事がありました。15年以上前にテレビで拝見させて頂いた氏本人と直接やり取りできるなんて思ってもいませんでした。Phoenix Cupの大きさ比較用のデックがそれです。
というわけで、2022年も大いに楽しませて頂いた年でした。何よりツイッターでいろんな方とお知り合いになれたり、コメントやダイレクトメールでやりとりできたりできたことが自分の広がりを感じられて良かったです。またツイッターのフォロワーの方も本当に少しずつですが増えており、それも嬉しい限りです。
ちなみに、このブログについては2022年も相変わらず国語屋稼業さんオンリーワンのフォロワー(フォロワー1人)です(笑)。国語屋稼業さん、いつもありがとうございます!唯一のフォロワー切らないでくださいね~(;^ω^)。(国語屋稼業さまには個人的にもお世話になっておりますm(_ _)m)
一方、2022年はマーチン・ルイス氏やマックス氏、山本氏など、偉大なマジシャンを何人も失ってしまった年でもありました(また、松田氏が亡くなっていらっしゃったことを知った年でもありました)。どれだけの人が恩恵を受けたか計り知れないですよね…ご冥福をお祈りいたします。
最後に2022年のMy Favorite Cupはですが、一番触っていてやはりいいなぁと感じていたのは2022年と同じPiPo氏の手順で使われているEl Chop Cupの革製ミニチョップカップです。もし、今年購入したカップの中で最も良かったのは?と聞かれたら、Bluether MagicのTommy Wonder Two Cupsですね。ステンレス製で適度な大きさ、適度な重さがあり、良いカップだと思いました!2023年こそ、ポンポンを使った手順をやってみたいものです
2023年も、紹介したい商品は既にいくつかあります(;^ω^)。ボチボチ続けていきますので、またコメントや追加情報などございましたら、ブログのコメントやツイッターのダイレクトメールを遠慮なく頂けると幸いです。本年もどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m