カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

自分の持っているマジックの道具をカップを中心に紹介。

Marie Antoinette Three Skull Game by ROSCOE & ROSERED

2025-01-27 10:03:00 | スリー・シェル・ゲーム

 頭蓋骨(Skull)の形をしたスリーシェルゲーム用のシェルです。もうだいぶ前(10年以上??)にStvens Magicさんで購入しました。今回、この紹介記事を書くにあたり、Stvens MagicさんのHPを検索しましたが、もうありませんでした。解説書にある、ROSCOE & ROSEREDのページ(www.threeskullgame.com)もすでになく、

普通にGoogleで調べてもほとんど出てこなく、唯一見つけたのが、以前紹介したPOP HAYDNとCHEF ANTONのショップのページでした。商品URLを下記に示します。

Marie Antoinette Three Skull Game | Scoundrels Store

変わったシェルですし、もっと多くのお店で販売されていたり、レビューなどが残っていると思ったのですが、意外でした...

 私が持っているのは「Marie Antoinette(マリー・アントワネット)」ですが、もう少し大きな「EYE GORE」という商品もあります。

Eye Gore Three Skull Game | Scoundrels Store

 おそらく、こちらが本命で、もう少し小さい版として「Marie Antoinette」が作られたと思います。上記ページにありますように、「EYE GORE」は白いピーが目玉として、頭蓋骨の目の部分にきれいに入りますが、「Marie Antoinette」は少し小さいのでそのようなディスプレイができません。指の間にはさんで持ち上げるのも「EYE GORE」の方がグリップしやすそうです(笑)。なぜ、私が「Marie Antoinette」の方を購入したのか覚えていませんが、こちらの方がコンパクトで、模様が入っており、きれいだと思ったから、でしょうか(;^ω^)

 商品のセットには頭蓋骨型のシェル3つに加えて、白色のピー、専用の木製ミニチュア棺桶、頭蓋骨の絵がプリントされた巾着型キャリーバッグ、ディスクが2枚ついています。写真には棺桶の中に黒い布のようなモノが入っているので、シェル用の黒い巾着があったのかもしれません。

 シェルは高密度合成樹脂でできており、しっかりしてる感じがします。マットとの接触面もあり、後ろも少し切れています。高さはそれほどないので指の間に挟んで持ち上げるのはちょっと苦労します。ディスクは2枚ありますが、1枚はpdfの解説書、もう1枚は解説動画が入っています。解説書・動画では基本的な持ち方やスチール、ロードの説明、いくつかのテクニックや手順、そしてコメントなどが収録されています。1つの手順の解説ではベルを使っています。通常はショットグラスを使うことが多いのですがROSCOE氏は、ストリートでスリーシェルの実演をしているとき、何度もグラスを落として割ってしまったそうです。そこで割れないものとして、ベルを使うそうです。確かにベルを鳴らすことも演出として使えますし、古い雰囲気のあるベルなど、ちょっといいかもしれませんね。まあぴったりサイズの古いベルを探すのは結構大変だとは思いますが(;^ω^)

 かなり、個性の強い見た目のシェルなので、ストーリー性を持たせた手順の方が面白いかと思います。正直なところ私としては、まだこれでスリーシェルゲームの実演をしたことがないので、観客がどのような印象を持つのか不明です(;^ω^)。実は私はこのシェルを目的の使い方ではなく、雰囲気をだすためのアイテムとしてたまに使うことがあります。まだ紹介していない(と思いますが…)、数少ないレパートリーの一つにふじいあきらさんのインビジブルデックルティーンがあります。この手順のデックを出現させる際に、見えないデックを魔術により具現化するといい(;^ω^)、魔方陣の布の上にコットンを置き、そこで出現するのですが、その時魔方陣の上にこのシェルたちを置いたりします。あまり意味は無いのですが、なんとなく雰囲気が出るかなと(;^ω^)。デックを出現し、そのマジックを終えた後、この頭蓋骨シェルを使ってスリーシェルゲームをしても良いのですが、インビジブルデックの現象が強烈すぎるので、そのあとに続けるのはちょっと弱いかと思いしておりません(;^ω^)。本来の使い方では無いのでROSCOE氏に怒られそうですね(;^ω^)













Cups And Balls Set Mini Copper By Cups And Balls Museum

2025-01-19 21:47:00 | ミニカップ(Mini Cups)

 Bill Palmer氏がオーナー兼キュレータ(owner-curator)をしているカップ&ボール博物館(Cups And Balls Museum)の記念カップセット(の一部)です。完全なセットでは、説明書、証明書、ウォンドが含まれていますが、私が所有しているのはカップと袋、ポンポンボールです。ebayで以前購入しました。

 カップ&ボール好きの方なら知っている方も多いかと思いますが、Cups And Balls Museumというサイトがあります。Bill Palmer氏が所有しているカップを紹介しているサイトで、カップ好きならため息が出るほど素晴らしいカップ達を見ることができます。20年くらい前は誰でも見れたのですが、10年から15年ほど前から登録制になっていて、メールで問い合わせ、アカウントとパスワードを取得して見れるようになります。

 カップ&ボール好きでまだ見たことが無いという方には非常に強くお勧めします(笑)

https://www.cupsandballsmuseum.com/museum/cupsandballsmuseum.htm

 そのサイトの中で、カップ&ボール博物館記念カップの紹介ページがあります。

https://www.cupsandballsmuseum.com/museum/announcements.htm

 何回か生産されているようで、もう10年以上前に作ったと思われるので問い合わせはしていませんが現在は買えないと思います(変えるなら欲しいですが(笑))。先日たまたまebayでこのカップが出ていましたので購入しました。正直カップだけなら購入していませんでしたが、袋にCups And Balls Museumのタグ(?)が付いていたのでおそらく本物だろうと購入しました。

 この記念カップはRnT IIが作った銅製(色を見ると真鍮製に見えるので今度磨いてみます(^◇^;))のミニモンティカップ(Monti Mini Cups )です。Monti Cupはまだ紹介をしていないカップですが、シングルビードが特徴の歴史のあるカップです。1970年代にマジシャンのHarry Montiが考案したデザインで、今はRings-N-Thingsが公認メーカーとして作っています。今でもRings-N-Thingsで通常サイズやミニサイズ、銅やクロムメッキ仕上げなど、いろんなバリエーションを購入することができます。

 現在販売されているMonti Mini CupsのURLを示します。

Monti Mini Combo Cups | Copper | Polished Finish

Rings-N-Things Magic

 

 記念カップのサイズはこのMonti Mini Cupsとほぼ同じです(1~2mmくらい違う気がしますが...)。かなり小さく、適したファイナルロード用のボールが1 3/8インチ(35mm)で、ゴルフボールより小さいです(;^ω^)。これまでに紹介したミニカップの中ではSterling Silver Cups (Mini Engraved)に最も近い大きさです。

Sterling Silver Cups (Mini Engraved) - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

SterlingSilverCups(MiniEngraved)銀製(スターリングシルバー)のミニカップです。10年以上前にSTEVENSMAGICさんで購入しました。私は当時はミニサイズでの演技は考えてい...

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 Bill Palmer氏がリアルのカップ&ボールミュージアムを紹介している動画がありますので示します。


 彼がいつカップを集め始めたとか、最初に買ったカップは何だったとかいろいろインタビューがあった後、カップ&ボール博物館(氏が集めてるカップが飾られている場所)でいくつかのカップを紹介しています。カメラの撮影があまり上手くないので、カップをしっかり見たい場合はWebサイトで見る方が良いでしょう(笑)。貴重なカップがごろごろあり、普通にスタックされた状態などでおいてあります( ゚Д゚)。

こちらは音声ファイルでのインタビューです(

いわゆるPodcast)。このページに氏の写真などもあります。

398: Bill Palmer - Renaissance Man — The Magic Word

Author, Creator, Musician, Magician, Collector, and Multi-Lingual "bon vivant" Bill Palmer is an all-around nice guy who is more than just a little kno...

The Magic Word

 

 ちなみに2010年に、ヒューストンの自然科学博物館で「マジック:驚異の科学」とう展示会がありBill Palmer氏も自分の博物館から10個カップセットを提供したそうです。

そこに行ったであろう人のFacebookに写真がいくつかありました。

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.336992056554&l=acd9566e0d

ここにある、このカップを飾った部屋(「浮遊」展示)の写真、ヒエロニムス・ボッシュの絵が奥にあり、素晴らしいカップのディスプレイ…カッコいいですよね。実際に行ってみたかったです。

https://www.facebook.com/photo/?fbid=336998486554&set=a.336992056554

 というわけで、今回、Cups And Balls MuseumのミニカップセットとCups And Balls Museumを紹介しました。どこかで、Cups And Balls Museumのサイトは紹介したかったので、その機会ができて良かったです。もうだいぶ前から、更新していないと思い込んでいたのですが、「The Dama Cups, by Noureddine Bellaoui」すなわちMagicNoorのカップが「新着!」として紹介されていました。ということは、まだ止まっているということはなさそうです。氏の2024年のレクチャー資料もありますし…。更新がほとんどないのは、正直なところ、昔ほど特徴的なカップが作られなくなったというのもあるかと思います。Bill Palmer氏も高齢ですので、いつまでこのサイトが存在するかもわからないです。もし、見たことが無い方はサイトがあるうちに是非ご覧ください。









The Game by Inaki Zabaletta (vernetmagic)

2025-01-15 21:37:00 | スリー・シェル・ゲーム

 スリーシェルゲーム用シェルの紹介です。今回紹介するのはバーネット社がリリースした商品「THE GAME」です。プラスチック製のシェルと、プラスチック製のグラス、布の巾着袋とオンラインの解説動画がセットとなっています。

 とりあえずPVです。


 そして、こちらはオンライン解説動画で解説されている手順です。


 日本では、フレンチさんとマジックオフレコさんで販売しているのを見つけましたが、価格が安いフレンチさん(なぜかマジックオフレコさん高すぎ)のページを示します。

ザ・ゲーム

スリー・シェル・ゲームの決定版!

マジックショップ フレンチドロップ

 

ペンギンマジックのページはこちら

The Game (Gimmicks and Online Instructions) by Inaki Zabaletta

LOOK LIKE AN EXPERT CON MAN The Game is a complete treatise on The Three Shell Game. It comes with all you need to learn and perform this great guessing game. You

Penguin Magic

 

 フレンチさんのページでは「決定版!」や「最高の」とか書かれていますが、ペンギンマジックの評価では★1つで、上記PVの動画には高すぎというコメントがあります(;^ω^)。ペンギンマジックの評価は解説動画のURLが入っていなかったことも含みますので、製品に対する正当な評価では無いと思いますが、プラスチック製のシェルにしては高いと感じるのはわからなくはないです。

 ちなみに、vernetはプラスチック製のシェルだけの販売もしてますが、こちらはそれほど評価が悪くないです。お値段が安いことも理由にはあると思いますが…。写真でみると色は異なりますが、今回のThe Gameに付属するシェルと形が(どう)異なるかはこのシェルを持っていないので不明です。

Three Shell Game by Vernet

The Vernet Shells are perfectly balanced, made of unbreakable plastic and the inner surface is curved to allow easier manipulation of the special pea. Very reali...

Penguin Magic

 

 今回のThe Gameに関して、まずシェルについてコメントします。

 良いところとしては、プラスチック製ですが、いかにもプラスチックの単色ではなく、それっぽく色付けされているところが他のプラ製に比べてよいと思います。また、他のクルミ型シェルに比べると少し大きく、特に高さがあります。高さがあることのメリットの1つは、秘密の動作がバレにくいということがあると思います。また、掴みやすいこともあります。高さがあって、軽いため、普通に持ち上げるのはもちろん、指の間に挟んで持つ(親指・人差し指・中指の間に挟む)のが非常に楽です。金属製のシェルは背が低く重く滑るのでこの持ち方をするのが非常に難しいです。ちなみに、通常クルミの形のシェルはクルミを半分に割ったような形なのですが、このシェルは半分以上の高さがあるので2つ合わせると変なクルミになります(;^ω^)。あと、後部もちゃんとまっすぐではなく隙間があるように作られています。

 次にどうかな?と思う点として、まず、マットとの接触面が細いです。多くのシェルは滑りやすくするために淵に少し面積を作っているのですが、このシェルはそれがありません。滑りが悪い!、とまでは言いませんが、他のものに比べると悪いかなと思います。あと、プラスチック製ですので、軽いです。これは持ち上げやすいという良い点もありますが、秘密の動作をするときに重量のある金属製に比べると少しやりにくい気が個人的にはします(まあ、慣れの問題かもしれませんが...)。

 次にグラスですが、プラスチック製です。シェルが大きいので他で使ってるショットグラスより大きいです。プラスチックなので持ち運びの際に軽くて割れないというメリットがありますが、ガラスの方が実際に使うものでもありますしリアリティがあるかもしれません。大きさはシェルに合わせてぴったり作ってるのかと思いきや結構余裕があります(;^ω^).

 最後に解説動画ですが、約25分の動画です。上に示した実演映像のあと、この手順について詳細に透明な半球シェルを使って解説をしています。そして、その後少しだけ手順に使っていないムーブについて解説しています。手順は見て頂いたように現象も多い、本格的な手順です。お金を使い、あのような演出で行うのはちょっと日本人の演者と日本人の観客には向いていないかもしれません(;^ω^)。私はあのテンションでの演技はちょっときついです(笑)。あと、私のような初心者にとっては、直線的ではなく、ぐるぐる回すような動きはシェルの向きがあるのでちょっと難しいです。お猪口とかの形の方がやりやすいのかもしれません(秘密を知らない人にはわからない表現ですいません…)。スムーズに行うには割と練習が必要だと思います。まあそら練習はなんでも必要ですよね(^◇^;)

 バーネットなのでプラスチック製はいいと思うのですが、故にバーネットしかできないくらいの本物そっくりで重厚なプラスチックシェルだともっと評価が上がっただろうなと個人的には思ったりします(^◇^;)













Bret Sherwood Midi Cups : Engraved Copper Combo Set by Brett Sherwood

2025-01-11 14:13:00 | ミニカップ(Mini Cups)

 前回、2024年の振り返り記事の最後で2024年の「今年のカップ」として2つのカップの写真を載せました。今回紹介するのは、その1つ(前回の写真の左側)のカップである、Sherwood氏の Engraved Copper Midi Cups(Combo Set)です。

 2年ほど前、氏にメールで当時売り切れだったEngraved CupsやMidi Cupsは再販しないのですか?と聞いたら、「数カ月でするよ」と言った感じのメールが来て喜んでいたところ、確かにクラシックカップのEngraved Cupsは再版されましたが、Midi Cupsは再版されることなく、がっかりしてたところ、Airship MagicさんでNickel Plate Straight Setの中古が販売されたので、急いで購入したという記事を2023年に書きました(Midiカップや専用ボールの詳細についてはここで述べたので今回は省略します)


Brett Sherwood Midi Cups Nickel Plate Straight Set - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

今回紹介するのは「SherwoodMidiCups」です。以前シャーウッドのカップとウォンドを紹介しました。BrettSherwoodCups&Wand-カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介Th...

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 その後、特にMidi Cupsは再販されることなく時が過ぎたのですが、2024年の12月の頭に、たまたまSherwood氏のサイトにアクセスしたところ、「Coming soon! Preorder your set today. Email for details.」と書いてあるではありませんか…とりあえず、メールでどういう状況なのか聞いたところ、

「Please let me know what style. I have both brass and copper smooth and in engraved styles. I may have one set for you in stock now.」

という返事が来ました。おー!正式に販売している様子はないけど、銅と真鍮は作ったのね…と思い、私は真鍮より銅のカップの方が好きなので、「Midi Engraved Copper Combo Set」と「Midi Antique Copper Bronze Combo Set」をお願いしました。「Bronze Combo Setは今から作るから1,2か月待って」と言われましたが、Engraved Copper Combo Setは早速送って頂けて、12月31日到着しました(UPS思ったより早かったです)。

 一緒にMidi用の通常ボール5つ(1個チョップボール含む)とファイナルロード用のボールを3つ注文しました。はじめは黄色を頼んだのですがMidi用のロードボールは全ての色が手元に無いそうで、ガラスのボックスにいっぱいボールが入った写真と共に「その色は無いのでここから選んでください。どのボールがいいですか?」と聞かれました(笑)。また、Sherwood氏は「私自身は異なる4色のボールを使います、はじめは通常ボールと同じ色を出して、その後は次々と異なる色を出します」と教えてくれました。なるほど~。皆さんはファイナルロードのボールの色はどうしてますか?私は通常は、ゴムのレモン、ライム、ジャガイモ、トマトを出していますが、ボールの場合、同じ色3色をまず出して最後の1個を別の色で出しています。これは、はじめて見たバーノンの実演映像がそうだったからです。一方でSherwood氏の意見もありだと思いました。同じ色より異なった色の方が観客からするとインパクトが大きいかもしれません。結局ゴールドっぽい色の同色を3個買いましたが、写真を撮ってみるとカップとのコントラストが弱めに感じるので、ホワイト系の方が目立ったかもなーと思いました。

 届いたEngravedのカップは予想通り素敵なカップでした。恐らくですがデザインはClassicサイズのカップと同じだと思います。

https://sherwoodmagic.com/engCopBrassCups

コンボカップなので1つはチョップですが、流石に作りがよく見ての判断は難しいです(^◇^;)。重さは意外にも、わずか15gほどですがチョップの方が軽かったです。チョップボールとの関係は個人的にはちょっと強いかなと思います。

 以前、銅のEngravedカップを販売していたか、忘れてしまったのですが、少なくともシルバーとゴールドのMidi Engraved Cupsはあり、リストにもありました。しかし、今は削除されており、サイトにあったそれらの写真も無くなっています。作る気が無いという意志の表れでしょうか(;^ω^)。カップと一緒にもらったちょっとした注意が書かれた紙には、「Thank you for your purches of one of my first Engraved Copper MiDi Combo sets.」と書かれていたので、恐らく、銅のセットは今回が初めてのリリースだと思われます(この手書きのメッセージが絵付きでとてもほっこりしました(笑))。

 彫刻されたカップといえば、銀のイメージがあり、銅はすぐに変色していきますし(銅の古くなった色自体は好きです(笑))、彫刻が合わないかな?と思っていたのですが、先日ebayで変色したクラシックサイズの銅製カップが出品されていて、これはこれでいいなぁと思いました。とはいうものの、やはり、このカップを普段使いにはしづらいので、「Midi Antique Copper Bronze Combo Set」が届いたら、そちらを普段使いにしようかと思ってます。こちらのわざと古くした色も素敵ではないかと期待しています。 

https://sherwoodmagic.com/bronzeCups.php#CKACB

 Sherwood氏がどれだけ、本気でMidi Cupsを作って再販するかは不明ですが、販売する場合は下記のリストのページが値段も含めて更新さ

れると思います。実際、今回購入した「Antique Copper Bronze Combo Set」の値段はこのリストの価格より少し高くなっていました(;^ω^)

https://sherwoodmagic.com/midiCupStore.php#MCESV

 円高でかなり厳しい状況ですが、貴重で使い勝手の良いカップですので、興味のある方がいらっしゃればメールで問い合わせをされると、今なら種類は限定されるかもしれませんが購入できると思います。















2024年を振り返って

2025-01-01 23:27:00 | 日記

 あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。2025年初めての記事は、昨年同様、2024年を振り返り、まとめてみたいと思います。完全自己満足のブログ記事です(笑)。まず、何よりまた1年ブログを続けることができたことがありがたいです。これもブログにアクセス頂いた方、ブログやX(旧ツイッター)で「いいね」を押して頂いた方、コメント頂いた方のおかげです。ありがとうございました。

 2024年は少し投稿記事が少なくなってしまいました。紹介したい商品はいくつかあったのですが、なかなか準備ができずやや消化不良の状態でした。2025年に積み残した商品の紹介を行っていきたいとは考えております。

 2024年最初の記事はテンヨーの「悟空の玉」でした。既に廃番となっており(全然気が付かず約10年が経っておりました(;^ω^))、単体の製品としての購入は難しいですが、大きなセット商品にはかなりの割合で同現象を行うカップは入っておりますので、この名作が絶えることはないと信じております。「悟空の玉」の名前の由来について、テンヨーさんからコメントが頂けたのが非常にありがたかったです。

悟空の玉 by Tenyo - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

2024年初めの商品紹介はテンヨーの「悟空の玉」です。プラスチック製の3色のカップと3つの玉があり、それがカップの底を通り抜けるというマジックです。玉と言いつつ、スポ...

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 1月はこの1件だけだったので、2月は少し頑張って「JL Premium Cup&Blls」「Unreal Cups and balls Mini」「スペシャル・悟空の玉」「Jhonny Paul Cups」4つを紹介しました。庄野さんのメルマガからJhonny Paulのカップが入手困難であると知り、あれ?Rings -N-Things Magicで販売されてなかったっけ?とサイトを見たら販売終了になっており、理由を聞いて驚きました。じゃあ、もう同じものは作られないのね…と思っていたら、たまたまebayでこのカップが販売されていたのでポチっとしてしまい、廃盤理由も含め紹介させて頂きました。

Johnny Paul Cups (Steel, Bright Chrome) by Rings-N-Things Magic - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

以前、JohnnyPaulCupsについては紹介したことがあります。JohnnyPaulCups-カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介JohnnyPaul氏のCupsです。と言ってもレプリカで本物では...

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 3月は「Hocus Pocus Junior」とフランクガルシア氏、そしてBluther Magicがリリースした「Cups and Balls Set」を紹介しました。2024年は割と英語文章との戦いが多く、英語が苦手な私にとっては結構しんどい年でした。「Hocus Pocus Junior」を読むのも結構大変でしたが(その後日本語訳があることを知りました( ;゚Д゚)ガクガクブルブル)、世界最古のカップ&ボール解説書を読めたことは非常に良い経験となりました。Steve Burton氏の「Hocus Pocus Junior」の表紙にカップの絵が使われていて、そのデザインも素敵だなぁ~と思いました(単なるカップバカ(笑))。

Hocus Pocus Junior by Unknown, Steve Burton - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

SteveBurtonMagicが1997に出版した「HocusPocusJunior」です。1638年、初版が発行された「HocusPocusJunior」をSteveBurton氏がカリフォルニア州にあるHenryHuntingtonLibra...

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 Bluther Magicが2月にリリースしたカップのセットは、あまり無い、同じデザインで3つのサイズのカップセットでした。2024年に新しくリリースされたカップでは、個人的は最も最も良いカップだと思います。ステンレスを購入しましたがスタック時のぐらつきなども少なくボールも重さがあり、よくできています。

Cups and Balls Set by Bluether Magic and Raphael(Large) - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

BluetherMagicがリリースしたカップ&ボールセットです。いつものようにRaphael氏がプロデュースしているようです。とりあえずPVを示します。私がこのカップを知ったのはGIN...

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 4月はカードでカップ&ボールを演じる「Poor Man's Cups& Balls」や「ふじいあきらチョップカップルティーン」、2月に紹介した「Unreal Cups and balls Mini」の少し大きい版であるJimmy Fan氏の「Cups and Balls」を紹介しました。「Poor Man's Cups& Balls」はフレンチドロップさんで販売されていた中古品を購入したのですが、その解説書に付いていたフレンチさんオリジナル手順の解説動画URLが既に見れなくなっており、非常に残念な思いでした(T_T)。ふじいさんのチョップカップも長い間廃盤になったままなので、再び販売されることを願っています。

 この1月から4月の間で、2回のマジックレクチャーに参加しました。1月に行われたカズ・カタヤマさんのレクチャーと4月に行われたバーディーさんのレクチャーです(共にフェザータッチさんが企画)。共に素晴らしいレクチャーで非常に勉強になりました。特にバーディーさんのウィッチハンドの手順は知りたいと思っていた手順でしたのでやり方を学べてよかったです。また、この時バーディーさんが解説されていたギミックをフェザータッチさんが「インビジブル・アイ」として販売してくださったのも非常にありがたかったです。早速購入して使っています。これまで購入した同様の原理のもの(1つ2つしか持ってませんが(;^ω^))と比べてとても感知しやすいです。最後の催眠で当てるのは、まだうまくいったことがありませんが、いつか上手くできるようになりたいところです(;^ω^)。

 5月はブログを1件も上げることができませんでした(;^ω^)。仕事が忙しかったのもありましたし、6月にアップしたゆうきともさんの記事を書くため、私が持ってるゆうきともさんのコンテンツを全て見直し、記憶の中でバラバラとあった氏の手順について、どこがどのように変化していったのか、というのを追うことに時間がかかったのも確かです。ですが、苦労しながらもまとめていくと、今まで単体として見ていたそれらの手順が着実に順を追って変化(進化)の結果、生まれた手順であるのが見え、少し興奮を覚えました。一旦行くところまで行った手順のように見えますが、氏のことですので別の角度からカップ&ボールの進化をめざされると思い楽しみにしています。

ゆうきとも(プアマンズ・カップ&ボール→ツートーン・カップ) - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

今回は、ゆうきともさん(特に知り合いでもないのになれなれしく「さん付け」ですいませんm(__)m)の紹介です。ゆうきともさんのカップ&ボールといえば「紙コップ」のイメ...

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 6月はもう1つ、みかめくらふとの「MCスーパーカップ」について書きました。形が特徴的で普段自分はあまり使うタイプのカップでなかったため、購入してませんでしたが、中古で出ているのを見つけてせっかく出会ったのでと購入しました、結果、なるほど、そういうことか…非常に刺激を受けました。同じ原理を使ってもう少し普通(?)のカップが作れないか?違う現象が起こせないか?と少し考えましたが、そう簡単には行かず、ペンディング状態です(;^ω^)

 7月には私が初めて本格的なカップとして購入したMorrissey製のカップを紹介し、8月は、MichaelKeminskas氏の「THE JIGGER」が届いたこともあり、ジガ―カップを用いたカップ&ボール(ではない?)手順についていくつか紹介しました。

ジガーカップを用いたカップ&ボール - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

ご存知の方も多いかと思いますジガ―(jigger)とはお酒の液量を表す「単位」だそうです。「1ジガ―」は1.5オンスで約45ミリリットルが規定値ですが、イギリスでは1ジガーは2...

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 また、カップつながりということで「Devils Cups」という商品を取り上げました。個人的には結構気に入った作品で、これから試しつつウケがよければレパートリになるかもと思っています。

 9月は仕事が忙しく、海外出張などもあり、1件もアップできず(T_T)、10月に2件アップしました。Charlie Frye氏の手順紹介とスリーシェルのシェルとして有名な(と勝手に思っている)Whit Haydn氏の「The Golden Shells」です。11月に紹介したTCCのシェルが届き、いくつかシェルもあるので、新しいジャンルとしてスリーシェル用のシェルも紹介していこうと考えたとき、まず、最も気に入っているこのシェルから始めなくては...と思い、紹介しました。記事をアップするのに検索した結果、野島さんの手順を知ることができたのはよかったです。手順だけの販売待ってます(笑)

 同11月にはブログ200回記念としてトミー・ワンダー氏の手順を紹介しました。あまり反響はなかったのですが、英語が苦手な私はこれをまとめるのに結構苦労しました。部分的に(ポンポンロードあたり)組み込みたいのですが、なかなか切り出すのが難しいですね…。知ってても騙される20世紀最も優れた手順の1つです。

Tommy Wonder/Jos Bema(トミー・ワンダー)  - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

今回でブログ記事200回となります!想定外に続いております(笑)これからもよろしくお願いしますm(__)m。100回はもともとの私のゴールであった、DannyDewが作ったPaulFoxカ...

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 12月、マジックを実演する機会があり、クロックマジックを演じたことから、これを記事としてアップしよう!と考えました。様々なマジシャンが様々な演出で行っているジャンルですので、とても網羅はできてませんが、3回にわたって、有名どころの手順や使えそうなギミックについて紹介しました。

【My Repertoire】クロック・マジック(クロック・トリック) - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

久々の「MyRepertoire」です。私の数少ないレパートリを紹介させて頂く記事ですが、もしかしたら今年はじめてかもしれません…もう、今年終わりですけど(;^ω^)。今回はいわゆ...

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 という感じで、2024年は少しそれまでと比べるとアップする回数は減ったものの、200回突破と、着実に記事をアップできたことはよかったと考えています。ただ、いくつか紹介したいができなかったという商品もあったことも確かなのです(T_T)。結構な大物も含め、ぜひ紹介したい商品もいくつかあるので、この2025年、ボチボチと紹介していきたいと思います。まだ、このブログをしばらく続けるつもりですので、どうぞよろしくお願い致します。

 最後に、毎年書いている「今年のカップ」ですが、今年入手したものの、紹介できていない2つのカップとなります…。写真を下記に示します。なんのカップかわかりますでしょうか?わかった人はカップマニアかもしれません(そーでもないですかね 笑)なるべく早く紹介したいと思ってます!



では、本年もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m