寒さが長く続いて街路の樹木の芽ぶきも遅く
緑はいまだ色ずかない。遠くより見れば
家々の景色に☔️露吹きにして緑吹きかけた、山々がある。しし
栓をひねれば水も湯も、シャワーも自由自在に溢れてでる。
妹などは、その美しい床に滑って転んだかがわかる。
石けんを離すまいとする緊張に一心不乱になつていた。
体のバランスを崩してしまつた。
あたいの肌、チラッと見えたね。
手に力がかかつて、足を踏ん張りなおすと
はつーと、目の前の景色が揺らいで
あっという間に転んでしまった。
見てたね、疑いのまなこで弟を見直した。
どうしたんだ!
あんたね、見張っておきな、
マキさん、玄関の外で呼んで、出て見ると?
あれ、何んだ、あれ、なんだ?
やつと眼を見開て、眼鏡をさぐつて。
高ちゃんが呼んで身支度をはじめた。
文ちゃんがまだ、💤ぐうぐうやつていると
高ちゃんは、一生懸命に階段で呼んでいる。
赤白い炎🔥がめらめらとあがつて!
おい、こりや、いよいよこつちに番だぜ!
なあに、まだ大丈夫👌です。
自分はまだ、タカをくくつていた。
倉庫で火遊びしていたが、ついにやつちまつた?
あいつら!
こつちはこつちで、忙しいんだ!
姉ちゃん、姉ちゃん、何しているの!
早くこないか❗️
ふつと、傍を見ると👀一緒にいると思っていた。
高ちゃんがいない、逃げおくれた❗️?
どないしよう!
この姉ちゃん、何やつているんだ?
あの人も忙しい人だから、そこの兄ちゃん!
姉ちゃん、危ない、危ない!
何やつているんだ!
駄目です、こちらは💁♀️逃げられません。
逃げられません、あたいら、どうしたらいいのさ!