中村壱太郎さん率いる若手歌舞伎役者を中心とした歌舞伎です。
去年も見に行きました。

去年は「中村壱太郎」さん「尾上右近」さん「中村隼人」さんでした。

芝居上演の前に【はばかりながら手引き口上】があって、芝居の説明をしてくれるのですが、その前にミニ撮影会になります。
歌舞伎は撮影・録音禁止ですが、この時は「はい皆さんスマホ出して、電源入れて~、撮影会です。ハッシュタグ付けてどんどん投稿してください」

嬉しいお土産も配られます。去年はコースター。銀色の袋に入っていて中身は見えません。
去年は壱太郎さんが笑わせてくれました。
「袋を開けて、アッ!壱太郎だ!がっくり、でも大丈夫!公演はまだまだ日にちがあります。遠くてこれない?
大丈夫!売店で販売もしております。」
私は思いっきり、壱太郎さんでした。右近さんがよかったな…。一緒に行った友達は隼人さんだったそうです。
私は一応大事にとってありますが、友達は使って、汚れたので処分したそう(◎_◎;)
プログラムは「松」と「桜」があって、私たちが見たのは「女殺し油の地獄」の方でした。
油まみれの殺し場は迫力がありました。
両方のプログラムでやる「忍夜恋曲者~しのびよるこいはくせもの~」は屋台崩しが見ものの演目でした。
さて今年は

「松」「妹背山女庭訓(三笠山御殿)」・「於染久松色讀販~おそめ・久松、うきなのよみうり~(お染の5役)」でした。

11時開演なので、開場は30分前。遅れるといけないのでいつも開場時間に着くようにしています。
が、8時半になっても一緒に行く息子が起きてこないので、起こしに行ってご飯を食べさせるも、
遅いので切符を買わなきゃならない私は、先に出ました。
自転車を駐輪場に停めて、切符を買って待ちますが、なかなか来ない。
これは一本後の電車だな…と思ったら走ってきました。
慌てて階段を駆け下り、停まってた電車に乗ることができました。
ローカル駅なので特急に乗り換えます。特急はさすがに混んでて離れて立っていました。
さて、四条河原町について電車を降りるが、、、息子いない…。(@@;;;
LINEを見ると「気持ち悪くなったので烏丸で降りた」とのこと。
体調悪いなら、見に行けないのか?どうする??
「ご飯食べてすぐに自転車めっちゃ漕いだから酸欠になったみたいで、体調悪いわけじゃないからいける。」
というので、南座で待ち合わせることにして、私は高島屋でお弁当を買うことに。
南座はなだ万さんがお弁当を売っているのだけど、去年お寿司ばかりで困ったんだよね。
なので、高島屋の地下で好きなお弁当を買うことにしてる。
ガッツリお肉食べたかったが、気持ち悪いとか言ってるんじゃ、重いな、、とか散々迷って和食弁当にした。

お弁当売り場を2周位したので、息子の方が先に南座についてました。(笑)元気そうだったので良かった。

今回はツウごのみの「とちり席」前から7~9列目が見やすいんだとか。お土産はしおりでした。

こーんなに舞台が近くて、役者さんの表情もはっきりと見えます。

今年の乍憚手引き口上(はばかりながらてびきこうじょう)は中村虎之助さんの日でした。

(日程は「歌舞伎美人」でチェック。好きな役者の日や時間に見に行くのがいいですね。撮影できますので)
https://www.kabuki-bito.jp/news/9334
〈乍憚手引き口上〉
11:00-11:10
幕間 なし
11:10 -1:05
一、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)
三笠山御殿
杉酒屋娘お三輪:米吉
烏帽子折求女実は藤原淡海:虎之介
蘇我入鹿:猿弥
入鹿妹橘姫:吉太朗
宮越玄蕃:青虎
豆腐買おむら:青虎
漁師鱶七実は金輪五郎今国:中村福之助
三笠山御殿は入鹿の邸宅。帝王全として座っています。
そこへ鎌足の使者として漁師鱶七がやってきますが、敵である鎌足の書状を訝しんで
鱶七を足止めします。饗応を装って毒酒などを提供しますが、鱶七は見抜いて庭の花に掛けるととしおしおとしおれます。
また、床下からはやりが繰り出されますが、そのやりを枕に鱶七は寝てしまいます。
しばらくしてその御殿へ恋する男「求女」につけた糸を追ってお三輪が迷い込んできます。
意図は途中で切れてしまって途方に暮れています。そこへ豆腐買おむらが通りかかって
「求女」と御殿の主入鹿の妹「橘姫」が祝言を上げると聞かされます。
居ても立っても居られないお三輪は、勝手に御殿に上がるわけにもいかず声を掛けます。
そこへ意地悪な官女たちがやってきて、お三輪をさんざん馬鹿にして辱めます。
官女たちが去った後、泣く泣く立ち去ろうとしたお三輪の耳に祝言を祝う声。
嫉妬に狂って凄まじい形相(=ぎちょくの相)になったお三輪を鱶七が刺します。
入鹿討伐の為にはぎちょくの相になった女の生き血が必要でした。
恋する男、求女の正体が藤原淡海だと聞かされ、入鹿討伐の悲願のために
自分の生き血が役に立つのだと知って、来世で結ばれることを願いながら息絶えます。
ここだけだと、話がイマイチ分かりづらいです。
鱶七が説明をしていましたが、5場あるうちの4場だけを上演して、内容のつじつまを合わせるのはやっぱり無理がありますね。
どっちかというと鱶七が主役な感じでしたが、そんなもん、なんで漁師が鎌足の使者やねん?と思うし、
そんな身分の低いもの、御殿には上がれません。
お三輪も御殿に迷い込んできますが、まず、門から入れませんよね。
ま、ここら辺が突っ込んではいけない歌舞伎ファンタジーなんですけど…。
お三輪と求女のラブストーリーかと思ったら、全然違いました。
大体、入鹿の妹橘姫って、、誰やねん?
で、毎晩御殿を抜け出して庶民に成りすましてる求女愛に通ってる?
お姫様、とんだあばずれ…。
で、なんで入鹿の家で淡海が婿として祝言挙げてもらえるねん?
鎌足の書状を怪しんで鱶七を監禁してるんちゃうんかい?
訳わからん…。┐(´д`)┌ヤレヤレ
江戸時代の物語なので、設定に無理がありすぎますね。(いいかげん…)
幕間 30分 (ここでお弁当を頂きます)

さんざん迷って買ったお弁当。

シラス弁当

マイタケ弁当
1:35-2:15
二、於染久松色讀販(おそめひさまつうきなのよみうり)
お染の五役
油屋娘お染:壱太郎
丁稚久松:壱太郎
久作娘お光:壱太郎
鬼門の喜兵衛:壱太郎
土手のお六:壱太郎
猿廻しお龍:虎之介
船頭白蔵:中村福之助
こちらはストーリーは、ほぼなくて、舞踊主体。
見どころは早変わりと一人5役の演じ分け。
今回は2幕なので早めに終わり、お土産を買うために商店街まで歩くことに。
千鳥屋さんの店先でカステラとマシュマロの串を売ってて、可愛いのでお土産に購入。

一本300円。
「お茶どうぞ」と言って黒豆茶もごちそうになりました。
去年も見に行きました。

去年は「中村壱太郎」さん「尾上右近」さん「中村隼人」さんでした。

芝居上演の前に【はばかりながら手引き口上】があって、芝居の説明をしてくれるのですが、その前にミニ撮影会になります。
歌舞伎は撮影・録音禁止ですが、この時は「はい皆さんスマホ出して、電源入れて~、撮影会です。ハッシュタグ付けてどんどん投稿してください」

嬉しいお土産も配られます。去年はコースター。銀色の袋に入っていて中身は見えません。
去年は壱太郎さんが笑わせてくれました。
「袋を開けて、アッ!壱太郎だ!がっくり、でも大丈夫!公演はまだまだ日にちがあります。遠くてこれない?
大丈夫!売店で販売もしております。」
私は思いっきり、壱太郎さんでした。右近さんがよかったな…。一緒に行った友達は隼人さんだったそうです。
私は一応大事にとってありますが、友達は使って、汚れたので処分したそう(◎_◎;)
プログラムは「松」と「桜」があって、私たちが見たのは「女殺し油の地獄」の方でした。
油まみれの殺し場は迫力がありました。
両方のプログラムでやる「忍夜恋曲者~しのびよるこいはくせもの~」は屋台崩しが見ものの演目でした。
さて今年は

「松」「妹背山女庭訓(三笠山御殿)」・「於染久松色讀販~おそめ・久松、うきなのよみうり~(お染の5役)」でした。

11時開演なので、開場は30分前。遅れるといけないのでいつも開場時間に着くようにしています。
が、8時半になっても一緒に行く息子が起きてこないので、起こしに行ってご飯を食べさせるも、
遅いので切符を買わなきゃならない私は、先に出ました。
自転車を駐輪場に停めて、切符を買って待ちますが、なかなか来ない。
これは一本後の電車だな…と思ったら走ってきました。
慌てて階段を駆け下り、停まってた電車に乗ることができました。
ローカル駅なので特急に乗り換えます。特急はさすがに混んでて離れて立っていました。
さて、四条河原町について電車を降りるが、、、息子いない…。(@@;;;
LINEを見ると「気持ち悪くなったので烏丸で降りた」とのこと。
体調悪いなら、見に行けないのか?どうする??
「ご飯食べてすぐに自転車めっちゃ漕いだから酸欠になったみたいで、体調悪いわけじゃないからいける。」
というので、南座で待ち合わせることにして、私は高島屋でお弁当を買うことに。
南座はなだ万さんがお弁当を売っているのだけど、去年お寿司ばかりで困ったんだよね。
なので、高島屋の地下で好きなお弁当を買うことにしてる。
ガッツリお肉食べたかったが、気持ち悪いとか言ってるんじゃ、重いな、、とか散々迷って和食弁当にした。

お弁当売り場を2周位したので、息子の方が先に南座についてました。(笑)元気そうだったので良かった。

今回はツウごのみの「とちり席」前から7~9列目が見やすいんだとか。お土産はしおりでした。

こーんなに舞台が近くて、役者さんの表情もはっきりと見えます。

今年の乍憚手引き口上(はばかりながらてびきこうじょう)は中村虎之助さんの日でした。

(日程は「歌舞伎美人」でチェック。好きな役者の日や時間に見に行くのがいいですね。撮影できますので)
https://www.kabuki-bito.jp/news/9334
〈乍憚手引き口上〉
11:00-11:10
幕間 なし
11:10 -1:05
一、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)
三笠山御殿
杉酒屋娘お三輪:米吉
烏帽子折求女実は藤原淡海:虎之介
蘇我入鹿:猿弥
入鹿妹橘姫:吉太朗
宮越玄蕃:青虎
豆腐買おむら:青虎
漁師鱶七実は金輪五郎今国:中村福之助
三笠山御殿は入鹿の邸宅。帝王全として座っています。
そこへ鎌足の使者として漁師鱶七がやってきますが、敵である鎌足の書状を訝しんで
鱶七を足止めします。饗応を装って毒酒などを提供しますが、鱶七は見抜いて庭の花に掛けるととしおしおとしおれます。
また、床下からはやりが繰り出されますが、そのやりを枕に鱶七は寝てしまいます。
しばらくしてその御殿へ恋する男「求女」につけた糸を追ってお三輪が迷い込んできます。
意図は途中で切れてしまって途方に暮れています。そこへ豆腐買おむらが通りかかって
「求女」と御殿の主入鹿の妹「橘姫」が祝言を上げると聞かされます。
居ても立っても居られないお三輪は、勝手に御殿に上がるわけにもいかず声を掛けます。
そこへ意地悪な官女たちがやってきて、お三輪をさんざん馬鹿にして辱めます。
官女たちが去った後、泣く泣く立ち去ろうとしたお三輪の耳に祝言を祝う声。
嫉妬に狂って凄まじい形相(=ぎちょくの相)になったお三輪を鱶七が刺します。
入鹿討伐の為にはぎちょくの相になった女の生き血が必要でした。
恋する男、求女の正体が藤原淡海だと聞かされ、入鹿討伐の悲願のために
自分の生き血が役に立つのだと知って、来世で結ばれることを願いながら息絶えます。
ここだけだと、話がイマイチ分かりづらいです。
鱶七が説明をしていましたが、5場あるうちの4場だけを上演して、内容のつじつまを合わせるのはやっぱり無理がありますね。
どっちかというと鱶七が主役な感じでしたが、そんなもん、なんで漁師が鎌足の使者やねん?と思うし、
そんな身分の低いもの、御殿には上がれません。
お三輪も御殿に迷い込んできますが、まず、門から入れませんよね。
ま、ここら辺が突っ込んではいけない歌舞伎ファンタジーなんですけど…。
お三輪と求女のラブストーリーかと思ったら、全然違いました。
大体、入鹿の妹橘姫って、、誰やねん?
で、毎晩御殿を抜け出して庶民に成りすましてる求女愛に通ってる?
お姫様、とんだあばずれ…。
で、なんで入鹿の家で淡海が婿として祝言挙げてもらえるねん?
鎌足の書状を怪しんで鱶七を監禁してるんちゃうんかい?
訳わからん…。┐(´д`)┌ヤレヤレ
江戸時代の物語なので、設定に無理がありすぎますね。(いいかげん…)
幕間 30分 (ここでお弁当を頂きます)

さんざん迷って買ったお弁当。

シラス弁当

マイタケ弁当
1:35-2:15
二、於染久松色讀販(おそめひさまつうきなのよみうり)
お染の五役
油屋娘お染:壱太郎
丁稚久松:壱太郎
久作娘お光:壱太郎
鬼門の喜兵衛:壱太郎
土手のお六:壱太郎
猿廻しお龍:虎之介
船頭白蔵:中村福之助
こちらはストーリーは、ほぼなくて、舞踊主体。
見どころは早変わりと一人5役の演じ分け。
今回は2幕なので早めに終わり、お土産を買うために商店街まで歩くことに。
千鳥屋さんの店先でカステラとマシュマロの串を売ってて、可愛いのでお土産に購入。

一本300円。
「お茶どうぞ」と言って黒豆茶もごちそうになりました。
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