今日は友だちと歌舞伎を観に行ってきました。
是非見たいと思っていた【阿古屋】です。
上演時間が14時からの一回だけなので、今回は先にお昼ご飯を食べてから南座へ向かいます。
以前、子供たちといった時にお昼を食べたお店で12時に予約をしてあります。
京のおばんざいプレート税抜き1690円
私は今日はコレ、アプリ会員用平日のみの限定ランチ税抜き1590円
お肉も柔らかくておいしいし、プレートにおばんざいが7種類と香の物が載っています。
お豆腐はお代わり自由なのですが、頼んだのに、持ってきませんでした。
お昼時で忙しくて忘れてたのかな?ダメじゃん…。
1時前に店を出て商店街でお土産を買って南座へ行くとちょうど開場時間でした。
今日は初日でした。(特別なことは何もありませんけど)
平日ですが、初日のせいかいっぱいでした。(ほぼ、満席)
今回は2階のこ~んな端っこの見にくい席でした。
一等席が大方で、一階の正面の席も、2階のこんな端っこの席も19000円です。
自分でweb予約すれば席を選べると思いますが、私は生協のチケット購入なので
席は選べません。今回は一番はずれな感じでした。
ぶっちゃけ、【阿古屋】は少し難しいです。
お芝居としては面白くはないです。
玉三郎さんの芸を鑑賞する感じです。
歌舞伎鑑賞の上級者向けの演目、といったところでしょうか。
チケットもいいお値段ですし…。
でも、玉三郎さんはやっぱり素晴らしいです。
おきれいです。あでやかです。
歌舞伎の鑑賞はまずは、わかりやすいスーパー歌舞伎から入るのがおススメです。
それから、好きな演者の作品を見ていくといいですね。
お安い席もありますので、最初はそういうところからでいいと思います。
難しい古典歌舞伎はイヤホンガイドを借りるのもいいと思います。
矢張り、生のお芝居はいいです。空間には独特の世界観が広がり、そこにいる観客と演者が共有する。
見る側と見せる側ではありますが、矢張り、片方では成り立たないのだと思います。
コロナの間、無観客でのライブ配信などもありましたが、矢張りその場の熱気とか
観客の拍手や歓声、そういうものが舞台を盛り上げる要素でもあると思います。
東京オリンピック、残念でしたよね。
矢張り、観客がいて、場が完成するんだと思います。
選手や演者は勇気をもらい、テンションが上がる。
見る側、応援する側は感動をもらう。
一人で見るTVやサブスクなどからは得られないものがあります。
映画館でも疑似体験したころがあります。
そこに生の舞台はないですが、同じ時間に同じものを見て感動を共有できたのです。
私が見た映画では【ラストサムライ】と【Doctorコトー】でした。
映画なのに、演者の挨拶があったわけでもないのに、だれからともなく拍手が沸き起こったのです。
あぁ、みんな感動したんだな、と思いました。
舞台だとカーテンコールですよね。
歌舞伎もやればいいのになって、いつも思います。
【新・水滸伝】はカーテンコール、ありました。
一度だけ。それでいいんです。何回もやる必要はない。
一度だけ幕が開いて、演者が並んでくださればそれで満足です。
演者と観客で共有したものを認め合う時間だからです。
感動がさらに増して、満足感一杯で帰ることができます。
私は、ここの所立て続けに歌舞伎を見ていますが、まだ10指に足りませんので、
他の舞台ではどうなのかは分かりません。
私個人の感想です。
でも、日本独特の素晴らしい芸能なので、日本人にもっと見てほしいなぁと思います。
そして、一緒に観に行ってくれる友達や家族がいて幸せだなぁと思います。
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