師走

年末だ～！年の瀬だ～！昨日は、年内最後の公休日だったので、換気扇とその周りの掃除をした。ゴミ箱周りはとても、掃除のしにくい場所で、狭いところに頭を突っ込んで、無理な体勢で掃除してたら気分が悪くなってしまった。もう、ええわ！ほとんど片付いていないままで正月を迎えることになる…。掃除は嫌いだ。もともとは、掃除が嫌いなわけではない。むしろ、整理整頓されたきれいな部屋に住みたいと思っていたし、実際、5人きょうだいの5人部屋に辟易して、受験勉強をすると言って、私に甘いおじいちゃんに、敷地内にあるアパートの空いた部屋を私の部屋にもらった。貯金をはたいて、家具を買い揃え、友達も招べる素敵な部屋にした。掃除もまめにしていたし、きれいにしていたので、友達とクリスマス会などもしたし、何人かとまりにもきたし、そこで着付け教室も開いていたし、何より、父親がPTA役員のとき、役員たちとの話し合いにも提供していた。それなのに、あぁ、それなのに、この狭くて汚い家は、私の手に余る！！なにしろ、片付けて掃除をするのは私だけだ。なのに、みんなで物を増やし、散らかし、片付けない。何とかしろ～！この家は収納スペースが少ない。なのに、ものが多い！多すぎる！！ひとつは、貧乏な夫の下へ嫁ぐために、何から何まで持って来過ぎたこと。こんな貧乏な家で、花なんか、生けるか！お茶なんか、点てるか！着物なんか着てられるか！持ってきた応接セットも、子供たちのピアノを買ったとき、泣く泣く解体して実家へ戻した。食器も、ほとんど使っていない。キッチンの吊り戸棚には、もって来たままあけていない食器や台所用品が満載。食器棚にさえ、持ってきたままほとんど使っていない、または一度も使っていない食器満載！こんな貧乏な家で使う機会あるかい！２階の押し入れには持ってきたまま梱包さえ解いていないお茶のセットが眠っている。理想と現実の違いは残酷である。