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工作機械製造金額の世界における順位は、1位日本、2位ドイツ、3位イタリア、4位台湾の順番です。
台湾の工作機械の生産量の70%以上が輸出で、中国向けは30%以上に達しており、中国での需要増大
傾向を考えると、今後台湾メーカーがますます躍進すると思われます。
一方、著名な世界の工作機械メーカーであるドイツDMG、日本MAZAK、オークマ等が台湾での投資を進めており、
多くの台湾工作機械メーカーに対して、中国からのアプローチが行われてきています。
したがって、今後5-10年後は、中国が工作機械分野でも世界に進出してくるということが予想されます。
私個人にとっては、大変恐ろしい時代がきそうだと予感しています。
工作機械の精密分野とコンピューター制御技術が、中国に輸出されないことを祈っています。