「 ヴォイスコンサルタント 林重光 のブログ 」

声・話す・読む・歌うことの悩みを解決するヴォイスコンサルティング MAKE UP VOICE 代表。ヴオイストレーナー。

「 生きることは息すること。生き抜くことは息抜くこと。」

2009年11月07日 | 体感記録日記
 僕は10代で過呼吸、20代で不安神経症、強迫神経症、パニック障害を体感しました。心療内科に4年程通院し、安定剤を飲んでいました。子供の頃から体は緊張しやすく、人と接することもどちらかというと苦手でしたし、今でも苦手なのかもしれません 緊張すると上半身に力が入るし、呼吸が思うようにできず、声を出すと震えてしまう。歌うことが好きだったけれども、歌っていて過呼吸になって、救急車で病院に運んでもらったこともあります 自分の体が過緊張な性質であること、この緊張によって声が思うようにでないこと、それをなんとかしたいと思い、体のつかい方を探るようになってかれこれ10年くらい。体のつかい方でこの両方が変わることを体感しています
 「 声 」は社会での役割が非常に大きく、コミュニケーションするための大事な道具です。喉が痛くなる、聞き直される、声がこもる、声が後ろまで届かない、声が細いなどは、「 声の出し方( 発声 )」に原因のある場合があります。また、人前で話す、歌う時に緊張して思うように声が出ないことも、発声に原因のある場合があります。これらは発声をするうえでの身体のつかい方によって改善することができます。話し方、読み方、歌い方を考えたことがあっても、声の出し方( 発声 )を考えたことはありますか?
 声を出すこと、つまり「 発声 」は運動です。 僕はこれを「 体育 」と呼びます。 発声は体育 。「 体を育むこと 」なんです 歌うことで考えるならば、発声は体育で、歌うことは音楽です。 声を変えるために大切なことは『 自分を観察すること 』『 自分の身体を通して考えること 』だと感じます。声を出して、体感して、考える 。そうすることで見えてくるものがあります。声の可能性、身体の可能性を探り、広げ、日常生活で声を楽しんでいただけたらと思います。
 身体が磨かれれば、声が磨かれる。「 声磨きは自分磨き 」です 声のお手入れをすれば、誰でも声は変わります。自分自身が変わります。声を通して、自分自身を磨いて下さい。かげがえのない身体と声です。
 身体は個性。声は個声。 声は面白い! 生きることは面白い

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