先日、甲野善紀先生、陽紀先生の稽古会に行ってきました。長野県原村にて行われたこの稽古会は、甲野先生の奥様の知人らが参加した、プライベートな稽古会でした。
僕は陽紀先生とのご縁でお誘いいただき、参加させていただきました。
僕にとって初めての体験である「 薪割り 」と「 手裏剣 」は、今後の声の出し方のヒントがたくさんあったように感じています。
「 薪割り 」と「 手裏剣 」は体の使い方が正直に出てくれます。そこが声にとっても通じている。例えば「 薪割り」の場合、振り下ろした斧が、狙った所から10センチほどズレる。意識では捉えている「 つもり 」。でも結果はズレている。声に似てますね
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意識では捉えている「 つもり 」でも、実際は半音下の音だったりする
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体の使い方を変えてあげないと、狙っているところを捉えられない。下手すると意識の暴走で「 なんでできないんだ
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」ってことを考えてしまう。
「 考えるのではなく、感じてあげないと
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」。意識に体を合わせるんじゃなく、体に意識を合わせる。体は素直ですね。
今後は手裏剣を通して、体の使い方、声の出し方を探っていこうと思います。
それにしても、善紀先生、陽紀先生の体の使い方は凄い
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圧倒的です
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この稽古会でお会いした方々は多方面で活躍されていらっしゃいます。お話をしていて、とても面白かったです。有り難うございました