チョウのデータをつらつら見ながら、出会った種が一番多いのは何県だろう?と思い、ちまちまと集計してみました。見直していないので間違えているかもしれませんが、まずはエクセルでちゃちゃっとやってみました。北海道とか長野、沖縄県(石垣島込み)あたりが上位に来るんだろうなと思っての集計です。が、微妙に意外な結果となりました。
その結果がこちら:
1位: 山梨県 99種
2位: 東京都 91種
3位: 長野県 89種
4位: 沖縄県 76種 ※石垣、西表島込み
5位: 神奈川県 58種
6位: 北海道 55種
7位: 福島県 53種
8位: 栃木県 49種
9位: 埼玉県 47種
10位:群馬県 45種
※2021年末時点
以下、茨城県、鹿児島県(奄美大島)、、、と続きました。やはり地元である東京都の隣接県が上位に来ていますね。。。
<第1位>
まず1位の山梨県ですが、富士山麓でヤマキチョウやクロシジミ、ゴマシジミ、キマダラモドキやホシチャバネセセリなど、そこそこレアなチョウが見れちゃいます。また、東京からも近い甲州市あたりでも、ゼフがいろいろ見れるしウラジャノメなどのプチレア種もしっかり見れます。ということで、近場で遠征回数が多いこともあって、堂々の第1位となりました。
ホシチャバネセセリ 2014.7.30 富士山麓
<第2位>
で、2位の東京都ですが、地元ということもあり普通種(春先のコツバメ、ミヤマセセリなど含め)がコンプできているのが大きいです。で、そこに、檜原や奥多摩のプチレア系のチョウをこれまた丹念に観察して加えていくとここまで行くんですね。キベリタテハやウラミスジシジミ、アオバセセリやホソバセセリなどもいるところにはちゃんといますし、クロマダラソテツシジミにだって会えちゃうので、東京都もあなどれないです。90種超えで堂々の2位でした。
キベリタテハ(越冬個体) 2014.4.26 奥多摩
<第3位>
で、1位予想だった長野県は3位でした。普通種をきちんと記録すればもっと順位は上がるのかもしれませんが、遠征先だと普通種はスルーしがちになりますので、なかなか難しいですね。反省です。。。
<第4位>
あと、沖縄県が4位。石垣島で結構な種類を撮影しているのでもっと上位に行くかと思っていたのですが、76種でした。実は晩秋とか冬にしか行けていないので、今後ベストシーズンにも遠征することでもう少し種数を増やせるかと思っています。
<第5位>
東京都に隣接する神奈川県が5位に入りました。迷蝶のカバマダラを見に行ったのが懐かしいです。あと有名なギフチョウの産地もありますね。そうそう、キマダラルリツバメを探しに行ったのも良い思い出です。
<第6位>
で、北海道は55種で6位止まりでした。種数の多いゼフの時期にも行ってみたいと思っていますので、それが実現すればもう少し種数が増えそうです。
はい、というわけで、次は、いつになるかわかりませんが、多くの県で見られた種のランキングとか考えてみたいです。
前回の蝶雑記は
第18回 チョウ類の保全を考える集い 2/5
2022の日記類
カメラは出しておかないと。。。 2/26-27
今年初MF 3/5
ヒオドシチョウお目覚め 3/12
春恒例、コツバメとミヤマセセリ激写 3/19-20
ベニシジミも出ました 3/27
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