去年新築(7月お引き渡し)のS様邸へ伺ってきました。
S様より、「あったかくて、本当に感謝してます。」と、嬉しいお言葉をいただきました。
暖房費をかければそりゃ暖かいのですが、「思った以上に電気代も掛からない」ともおっしゃっていたので、聞いてみる事に。
9月からの領収書を拝見させていただきました。
先に、おおまかなS様邸の概要ですが
・木造2階建て(オール電化)
・断熱工法:アクアフォーム(天井(桁)・壁)・基礎外断熱
・樹脂サッシ、LOW-Eペアガラス
・車庫・風除室を除く、断熱区画部分総床面積:108.48㎡(32.75坪)
・家族構成:大人2人
・蓄熱暖房機(6k×2台・4k×1台)計3台
・電気温水器(370L)
・エアコン2台(夏用)
・IHヒーター
といったところでしょうか。
で、実際の電気代。(暖房費だけでなく、全ての電気代)
・ 8月:5124円
・ 9月:6048円
・10月:7371円
・11月:18270円
・12月:23214円
・ 1月:22680円
です。
以下、勝手にシュミレーションしてみましょう。
・ 2月:23000円
・ 3月:18000円
・ 4月:8000円
・ 5月:6000円
・ 6月:5000円
・ 7月:7000円
集計すると、1年間の電気代の合計は、約149,700円。
月平均は約12,475円となりますね。
この他には灯油代もガス代も不要なので、言う事なしですね。(節電に執着すれば、もっと安く済むと思います)
ただ、湿度が37%と、かなり低かったので、冬は「加湿器」を使用する事をお勧めしてきました。
実際にお住まいになってからもお客様に満足していただいている様で、何よりです。
しかし、私なりには後悔も・・・。
十数年前から今日まで、私はたくさんのお客様の家を建てさせていただきました。
その年度にもよりますが、現在ほどの「気密性・断熱性」ではないのが正直なところです。
(寒いわけではないですよ。あくまで現在の施工法との比較です。灯油も高くなったし・・・。)
当時から「アクアフォーム」があったなら・・・、と思わざるを得ません。
もちろん従来の「グウラスウール」も施工さえしっかりしていれば十分な断熱性能になります。
いづれにしても、「ランニングコストが低い、暖かい家」を造る事が私達の義務ですから。
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