こんばんは、逢坂です。
建築の計画を進めるにあたり、一番最初に確認しなくてはならない事。
用途地域。
第一(二)種低層住居専用地域・第一(二)種住居地域・第一(二)種中高層住居専用地域・商業地域・工業地域・etc。
一般の方には馴染みが無い事と思いますが、用途によっては建ててはいけない地域(場所)もあります。
簡単に言えば、住宅街に風俗店や大きな工場なんかが営業されていたらダメですよね。
そして、地域ごとに建築物の「高さ」や「面積」(建築面積・床面積)の限度も定められています。
なので、プランのご依頼を頂いた時に、まず確認するのが用途地域と面積制限なんです。
(もちろん、道路幅や周辺環境も確認しますが)
が、やってしまいました。。。
プランのご依頼を頂き、第一種住居地域のつもりでプラン作成。
お客様へ提案したところ、大変気に入って頂いた様子で、多少のプラン訂正と見積りを次回提示する予定だったのですが・・・、
なんと、第一種低層住居専用地域にまたがっていることが判明。それも北側。。。
北側の隣地の日照を一定以上確保する為、そして当方の日照環境を確保する為、再プランが必要です。
不動産屋さんの提供していた情報だったとはいえ、やっぱりこうゆう事は自分で確認するべきでした。
事情は連絡させて頂いたものの、「前のプランをだいぶ気にいっていたので・・・」と。
それでなくてもお待たせしているので、お客様に対し申し訳ないです。
建築の一番の基本であり、一番大事な「日照」と「通風」。
建物南に寄せてOK!なんて事ではいけませんので。
次回、より良いプランをお持ちします!。