誠のまこと 

~小さな建築屋さんの出来事~

断熱の観念

2012-03-21 18:39:25 | リフォーム

(造道)K様邸リフォーム工事、着工して20日程の現場です。

解体から始まって、梁補強・床組み・断熱材入れ・・・と、着々と施工を進めております。

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断熱材がびっちり、ですね。

でも、「見た目」断熱材が充填されてはいますが、「入っているだけ」ではそれほど効果が無いものです。

どうゆう事かというと、こうゆう所。

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「天井の断熱材」と「壁の断熱材」の取合い。

「壁の断熱材」と「床の断熱材」の取合い。

これらの部分に断熱欠損が無い事が最重要です。要は「気密性」ですね。

いくら高性能の断熱材を使っても、すき間だらけだと意味が無いって事です。

間仕切り箇所は特に要注意です。通常、内部間仕切りには断熱材は入れないので、築20年クラスの建物では断熱欠損しているケースがほとんどです。

監理はもちろんですが、こうゆう所は実際に施工する大工さんの観念ですね。

ごく当たり前の事を述べている様ですが、意外となっていない事なんですよ。

その辺、当社の大工はとても優秀。実は、大工さんでありながら3名共「二級建築士」です。

「ただの大工」ではありません。「建築に関してしっかりとした観念をもった大工」です。

当社の最大の自慢ですね。

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