埼玉県所沢市中富にある真言宗豊山派の多聞院の境内に、山野草などの花をまた見に行ってきました。
この多聞院(たもんいん)は、所沢市郊外にあるいわゆる“花の寺”です。
正式名称は、宝塔山吉祥寺多門院という真言宗豊山派のお寺です。その毘沙門堂です。
毘沙門堂の周りでは4月中旬になり、ソメイヨシノの花が散り、ヤエザクラ(品種は不明)の花がよく咲いています。
この多聞院の境内では、絶滅危惧植物のクマガイソウあるいはアツモリソウが育てられています(アツモリソウは、珍しいクマガイソウの中の一種です。具体的にはアツモリソウあるいはクマガイソウかは分かりません)。
その先駆けが、花をつけ始めています。やはり、3月初めまでの暖冬が効いているようです。
たぶん、この境内では数10株のクマガイソウが育てられています。その内の10株ほどがもう花を咲かせています。
なお、アツモリソウはラン科アツモリソウ属に分類される多年草の一種です。かなり大きな花をつけ、扇型の特徴的な葉を伸ばします。ごく一部で、極秘に育てられているそうです。
埼玉県内では、さいたま市内の篤志家が、アツモリソウやクマガイソウを育ています。クマガイソウの花が咲く2週間ほどだけ、その場所を一般公開するようです。
多聞院の境内の片隅では、ヤマシャクヤクの花ではないかと推定される山野草が蕾を膨らませています。
最近は、ヤマシャクヤクは貴重な花になってきました。
この多聞院は、江戸時代の元禄9年(1696年)に当時川越藩主だった柳沢吉保が「三富新田」として上富・中富・下富村の3村を開拓した際に、一寺一社の制に基づいて開拓農家の檀家寺として、中富に祈願所・鎮守の宮として毘沙門社(現在の多聞院)をつくりました。
その後に1868年(明治元年)に出された神仏分離令によって同院境内の西側は神社(神明社)に、東側は寺院にと、それぞれ独立し、現在の多聞院になりました。
この多聞院には、約2週間ぶりの訪問です。2週間前の訪問記は、弊ブログの2020年3月31日編をご覧ください。
なかなかお目にかかれない花です。
染井吉野の開花と同様に、やはり、開花が早まっていますね。
季節の進みは早いですね。
主役が次々と変わって、染井吉野から八重桜にバトンタッチされたようです。
アツモリソウも咲き出して春は足早に通り過ぎて行きそうです。
野山は新緑への衣替えが進んで行きそうですね。
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埼玉県所沢市中富にある多聞院は花の寺多らしく、その境内では、幻の山野草のアツモリソウの花が咲き始めていました。
このアツモリソウの花は、近くでは数カ所でした、観察できない貴重な山野草の花です。
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埼玉県所沢市中富にある多聞院では境内では、貴重なアツモリソウの花がいくらか咲始めています。密やかに咲いています。
4月半ばになり、春の進みを感じます。野鳥も出て来そうです。
どんどんと花が変わってきますね
何時もより早く咲いた花と
遅くなった花が極端です
八重桜今年はもう散ってます
ソメイヨシノと同時期になってしまったようで 何時もなら八重桜と御衣黄が咲く場所行ってみたらもうほとんど花は残ってませんでした。
ヤマシャクヤクも減り気味なのですか。生き続けて欲しいです。
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埼玉県所沢市中富にある多聞院では境内では、貴重なアツモリソウの花がいくらか咲き始めています。境内で密やかに咲いています。
4月半ばになり、山麓で咲き始めた山野草の花を見に行きたいのですが・・
埼玉県内にはヤエザクラの品種が30数種も咲く山麓がありますが、今年は閉園している模様です。
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埼玉県所沢市中富にある多聞院の境内では、貴重なアツモリソウの花がいくらか咲き始めています。近所では、アツモリソウの花は数カ所でしか咲きません。
4月半ばになり、山麓で咲き始めた山野草の花を見に行きたいのですが・・。カタクリからニリンソウに花が移っています。
埼玉県内にはヤエザクラの品種が30数種も咲く山麓がありますが、今年は閉園している模様です。
春の山野草の花々が咲いて、山野は賑やかでしょうね。
八重ザクラの花もどんどん咲いています。
クマガイソウではないですか?
もし間違えたらごめんなさい。