埼玉県富士見市南畑にある難波田城公園では、スイレンの花が咲き続けています

　埼玉県富士見市南畑にある難波田城公園で、4月下旬から咲き始めたスイレンの花は、まだ咲き続けています。水面にスイレンの葉が広がり、花が点々と咲き続けています。

　予想以上に葉が水面を覆い増え続けていますが、花の数はパラパラと咲き続けています。曇天で、たまに小雨が降る中で、スイレンは静かに花を咲かせています。

　ハスの葉の色合いが濃くなった感じです。

　この南波田城公園は、戦国時代以前に、この地の豪族だった難波田氏（なんばたし）の城館跡に再現された城跡の公園です。

　この当時の城館跡は小規模な堀に囲まれた建屋だったようです。壕も小規模なものです。

　4月下旬には、フジ棚ではフジの花が咲いていましたが、もう花が終わり、葉が繁っています。

　ハス田では、まだハスが育っている途中です。蕾もできていません。

　現在は、難波田城公園の一部にある木々が繁った中では、ヤマボウシの木が白い花を咲かせています。

　この木々が繁った中の地面では、シランの花が咲いています。

　難波田城公園の周囲で咲いていたアイルランドポピーも花が咲き終わり始め、その一部では種をつけています。

　ここは荒川の低地帯の中にあります。現在でも水田に囲まれています。

　ちょうど、田植えが終わったところです。季節の進みを感じる水田です。

　この辺りは人家が点々とあるためか、田植えが終わった水田には、野鳥などがほとんど来ていません。