こんな日もあるさ
3月の下旬に吹雪き
南国では花見をしていると言うのに
こんなに差別しちゃってる空の神様
やるってな~っ
(ノ⌒∇)ノ*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪
私の理想は高い
優しくて
何を言っても『うんうん』
絶対に無理な事は言わない
気配り
自分の事は2の次3の次
今の私を大事にしてくれる人
そんな人が居たのに私は冷たく足蹴にした男が居た
『明日は仕事がオフなんだ、ドライブに行こうよ』
『ごめん、仕事で遅くなるし疲れて帰るから無理』
『じゃあ、せめて食事だけでも』
『夕方だったら少しは時間が取れるけど難しいかも?』
『顔が見れるだけでいいんだ』
誠実なのか?
口下手なのか?
女を口説くのが下手なのか?
そんなの分らない歳の私
執拗に誘ってくる男
それって面倒
女友達とワイワイ楽しんでいるのが好きな時代?好きな年代?
近寄ってくる男はどウザイ存在
今思うと、これ程の情熱を突きつけてきた男は他に居ただろうか
太陽の心を持ってた人だった
彼はパイロット
制服の似合う彼は国際線のパイロット
独身
かなり年上
勝手に彼のイメージを作り上げる私
パイロットはスチュワーデス(当時の名称)と必ず恋愛する
私の夢はスチュワーデスだったが簡単に崩れた
なので、スチュワーデスの女性に強いコンプレックスがあった
語学力向上の為にニューヨークにペンフレンドもいた
大人になったら会いに行くと何度もエアメールした
彼女の名前は【ロバータ・ラ・ロック】
ネットに乗って彼女に届かないかな?
小学生だった私が必死に何週間も掛けて作成した英文の手紙
エアメール
飛行機に乗って彼女の手元に届く
数週間後にロバータのエアメールが飛行機に乗って私の手
私の情熱は担任の先生も動かした
『まだ返事の手紙がこないの?』
担任の先生も海外文通は始めて
小学生同士の生の英語が楽しいようだ
しかし小学生の生の英語は通訳が難しい
文法無法地帯
放課後に担任と辞書を片手に訳すのが楽しい
しかし、それも中学の高学年になると自然に回数が減る
高校入試
いざ夢はスチュワーデス
ところが大きな壁があった
身長制限
何と160センチ以上なければ受験の資格がない
【現在は160㌢前後】
ギャレー(飲み物などを作成する飛行機内の台所)の高さも以前より高く
身長160cmぐらいの方が作業するのに
「ちょっと高いな」と感じるぐらいです。
またお客様の座席の上の物入れの高さも高くなっている
身長が低いとそのことで作業効率が下がったり、また体に負担がかかり
腰痛などを引き起こす可能性もあります。
外資系では物入れの高さを想定して○○センチに届くかどうか試験で実際にチェックされる場合もあります。身長の高さが必要と言われるのはこのように業務上、健康上に支障のないようにという理由があります。
愕然とした私
夢は儚く身長の問題で終焉
よってスチュワーデスが生涯のライバル
【身長をクリアしてても合格するのは難しい】
そこに忽然と出会った国際線のパイロットの彼
スラリ美人のスチュワーデスがウヨウヨ側に居るのに
コイツ私を馬鹿にしているのか?
コンプレックスの塊
私の果てしないスチュワーデス嫌悪による意地悪が炸裂
そっちが私を小馬鹿にするなら、その甘い言葉に乗ってやろうじゃん
超我が侭娘の交際が始まった
大丈夫よ手加減するから
(ノ⌒∇)ノ*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪
ちょっと長いから続きにしちゃうわ
今日は私の誕生日
食って食いまくります
(*^^*ゞ