みゆきな日々

チワワのチェリー女の子&私・年金暮らしのジッちゃんに絶賛親孝行活躍中

意地悪恋愛講座パート3

2010年03月30日 | ブログ

              いや~ブログって凄い

      私と同じく身長が引っかかってスチュワーデスへの夢

         諦めちゃった人が沢山いるのには驚いた

              チビ規定外ってヤツ

                これって事故かも

        (ノ⌒∇)ノ*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪

           意地悪恋愛講座パート3

          その日から彼の猛烈アタックが始まった

       女性から冷たくされた事のない男にとって私は珍女

        ボロボロアパートに住む私は住所を教えていない

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              電話番号だけが頼りの彼

                『今、何してる?』

                『これから寝る』

          『君の寝顔って可愛いんだろうな?』

        『どうかな?自分のイビキで目が覚めるし』

         『君のイビキで目を覚ましてみたいな』

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             やっぱり私を軽く見てる?

        スチュワーデスになれなかったヒガミが湧く

             『今度は、いつ会える?』

         そんな電話を1ヵ月間程は無視し続けた

           その日の電話は、いつもと違ってた

          意地悪の生返事をしたら可哀相なほど

               トーンダウンな声で

                『君に会いたい』

             『元気ないね、どうしたの』

          『俺からの電話って迷惑なのか?』

                 あちゃ~

            こんな弱気になってる彼に

              『急にどうしたの?』

             パイロットも人間の男

         バスに羽根を生やした乗り物の操縦士

              『今、会えないか?』

            渋谷の公園で待ち合わせた

     指定した時間に着いた私の目に飛び込んできたのは

        コルベット・スティングレーの側に立ってる彼

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         気がつけばコルベットに抱きついていた

         そして運転席に座ってエンジンスタート

         『君とドライブしたくって買っちゃった』

             その言葉にウルウル~ッ

       やっぱりパイロットは女心を掴むのが上手

              『じゃあ何処に行く?』

        『君は助手席に乗って、運転は俺がする』

     『大丈夫だって~外車の運転してみたかったんだもん』

   『コルベットは車高が低い、視界の感覚を掴むの大変だよ』

                 『運転したい』

          『運転して良い場所まで連れて行く』

       しょうがないので運転席から助手席に移った

          着いたのは何と富士スピードウェイ

             私にここで運転しろと?

         富士サーキットのコースに入れるなんて

                 高鳴る鼓動

           私の念願の夢が一気に叶う瞬間

      そこに一人の美女が親しそうに彼に話しかけてきた

            身長165㌢は軽く突破している

          ゆるいウェーブが掛かったロングヘアー

皮のツナギに白いブーツが似合う女の私から見てもドキッとする美女

       どうやらサーキットで車の運転を練習しているようだ

       私はジーンズにTシャツでコルベットの運転の練習

                 彼女の車はどこ?

                    あった

                真っ赤なカウンタック

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          瞬間移動でカウンタックにへばりつく私

       そこにはプライドも見栄も吹き飛んだ私が居た

               感動で手に汗が滲む

             その手でベタベタ触りまくった

           彼女が『助手席なら乗せてあげる』

           悲鳴をあげて彼女に抱きついていた

             パイロットの彼は笑って見てた

        後に知ったのだが彼女は彼の前の奥様だった

                  職業はモデル

           その前はやっぱりスチュワーデスだ

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  しかし、その時は舞い上がって何が何でも人生の思い出に乗る

    彼はコルベットの側で腕を組み私達の様子を見て笑ってた

     カウンタックの助手席に乗った私の心臓は爆発寸前

               エンジンの音が凄い

     走り出したカウンタックの助手席から彼に手を振った

    子供が遊園地の乗り物に乗った時に手を振るアレ状態

               o(^◇^)/~ ばいちゃ~♪

         (ノ⌒∇)ノ*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪

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          人生の1番、楽しかった瞬間だったなぁ~

                   まだ続くよ

                 長くてゴメンネ   

                   *:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪