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舅と夫が2人で飲みに行ったので姑と2人で夕食することに
「今日の夕食はこれよ」
姑がニヤニヤ顔でドッグフードを私の前に差し出した
イヤミで出した飼い犬(ラブラドール)のフード
全力でガツガツ食べる私を見て唖然とする姑
何事もなかったかのように食事を終えた頃、舅と夫が帰宅
玄関に出迎えた私は舅と夫の前で盛大にリバース おえ～っ
吐しゃ物を見た夫が「何を食べたんだ？」
「姑さんが夕食よって出してきた物を頂きました」と言うと
夫と舅はキレた
慌てる姑
涙目で私は「もうここにはいたくない」
本当はドッグフード食べて気持ち悪くなったんじゃなくて、夫と舅が見てないところで指突っ込んでゲロ
ドライフードって硬くて人間のアゴの力では噛み砕くのが大変ね
硬いからゲロったブツはフードそのものの面影が残ってた
何故食べたのか自分でもよく分からないけど、姑の軽いノリの嫁イビリに今がチャンス
これを逃したら永遠に嫁イビリされるかもと思い必死
そうそう、ドックフードを食べるとメチャメチャ喉乾くんですね
普段は口だけの嫁イビリだった姑が何故こんな大胆な行動に出たのか分かりません
舅がとにかくご立腹で非道すぎる嫁イビリに離婚も視野に入れるそうな
頑張って食べた甲斐がありました
捨て身の反撃が姑には効果絶大だった
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【実話】極道の女【運命の出会い】
お水の仕事をしていると少なからずヤクザの方と知り合いになる
全ての飲み屋さんがそうとは言わないが
店をオープンして直ぐに偵察隊のチンピラが来店
当然、関わりたくないサラリーマンは早々に会計を済ませて逃げる
やっかいなヤクザ家業の嫌がらせ
来店の度に看板を消す
他のお客様が入らないように店入り口に本日貸切の貼り紙も追加
『今日は暇だな？』
ヤクザの若い衆が言う
"あんた達のせいよ"←キレて怒鳴りたい
風評が怖い
あそこの店はヤクザが入る店
そんなレッテルを押されたら終わり
数日後、組長を連れてきた
『うちの組長なので失礼の無いように』
何が失礼の無いようによ、腹が立つ
その組長が誠二だった
上下、白のスーツ
極道の看板を背負ってる派手な姿
嫌々『いらっしゃいませ』
その瞬間
『みゆきんじゃないか？』
『えっ？誰？』
『俺だよ誠二だよ、みゆきんだろ？』
こいつ･･･誰？組長なんかに知り合いなんて居ないし
『最近、オープンした流行の店のママがみゆきんだったか』
『失礼ですが、何処かで会った？』
目の前にいるメタボなオッサンをマジマジ見ても思い出せない
『高川誠二、俺の事を忘れた？』
『ん？中学校時代の後輩の高川誠二？』
廊下をあるけばアイドル並みに女の子が騒いでた、あの誠二？
見事なメタボオッサンになってて全くの別人
名前と顔は知ってたけど会話はした事がない
まして学年も違うのに私の名前を知ってる事に驚いた
組長が私の後輩だと知った子分達は驚きの顔
『お前ら、俺の先輩の店で悪さしてなかったろうな？』
『いえいえ、静かに飲んでました』
店のドアを開けるだけで営業妨害よ💢
子分達は、誠二がタバコを持てば素早く火を点け
私の仕事の水割りまで作る始末
昔懐かしの会話で盛り上がった頃に誠二に本音をぶつけた
『ヤクザの看板背負ってる人に店に来て欲しくないの』←超速球
『こいつらのせいで客が逃げたろ？迷惑掛けたな、みゆきんの店だと知ってたら入らせなかったよ』
笑いながら『お前ら、2度とこの店に迷惑掛けるなよ』
誠二の鶴の一声で子分達は出入り禁止 メデタシ
しかし誠二だけは大きな顔して出入りする
お抱え運転手はビル入り口にデーンとロールスロイス車を停め辛抱強く待つ
そんな誠二にバイトで入ったばかりの子を紹介
『ニューフェイスの久美子ちゃんよ、宜しくね』
『久美子です、お水の仕事は初めてです宜しくね』
『ママと同窓って聞いたけど、中学校？高校？大学？』
『中学校だよ』
『ひと目見て、みゆきんママの事が分ったの？』
『みゆきんは目立ってたからな』
『美人だったから目立ってたのね』
『久美ちゃん程じゃないよ』
好きに言ってろって感じで2人して盛り上がる
珍しく閉店まで席を離れない誠二
ホステススタッフは美人揃いで酒豪
ブランディーのヘネシーやレミーマルタンにワインにドンペリとか見事な注文
オープン以来、初の最高売り上げを記録した日になった
『誠二、今日は有難うね、これ勘定よ』
『148万？安くしたろ、俺が同窓だからって気兼ねするなよ』
明朗会計にヤクザの迷惑料込みなんだけどな～
胸ポケットから札束を出し、ザックリ半分に分け
これで足りるか？
ひゃあー
もっと迷惑料増にしとけば良かった
その後･･･毎日のようにお店に通う誠二
そしてクリスマスが近いある日
『みゆきんママ、頼みがあるんだけど』
嫌な予感しかしない
～続く～
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今日はいつもより腰が痛いって嘆く
それもその筈
昨日ジッちゃんは、玉ねぎ(大)10個とジャガイモやミネラルウォーター1ケースの大量買
ズボンを下げて「重いの持ったからか今日は腰がいつよもり痛いべ、したから湿布を多く貼ってケロ」
最初の頃は恥ずかしがって自分で貼るつってたジッちゃんだったのに
今じゃズボン下げて湿布貼るのを待ってる
もうジッちゃんのオチリには見慣れた
慣れって怖いよね～
前の方にも貼ってケロって言われても たぶん動じないと思う( *´艸｀)
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