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夫が「同居しよ、僕は長男だし親孝行したいんだ！どうだ俺って偉いだろ」って煩いので
「夫が同居したいって言ってるけど義父母さんの希望ですか？」と聞いたら
「やっと子供が手から離れてお父さんと二人きりの2度目の新婚生活スタートしたばかりなのに
息子夫婦と同居だなんて勘弁してちょうだい」
更に「老後は老人ホーム希望よ、その為の貯蓄もしてあるわ
だいたい、身長180㎝超えてるお父さんの介護なんて誰がすんのよ
プロだってキツいわよ、あんた達、死ぬ気？」
現役バリバリで仕事してる50歳代の義父は横で笑って聞いてた
「これからは夫婦でのんびり暮らしたいの」
義父母に催促されてるのかなと思ってたら義実家に帰りたいのは夫だけだった
そのことを夫に伝えたら
「そんなハズはない、きっとママパパは僕に気を遣ってるんだ！」
必ずしも同居＝親孝行じゃないぞ
マザコン＆エネ夫をどうしてくれよう
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寒くなったり暑くなったりで体調管理が難しい季節よね
寒いとくっついて寝るメロンとチェリー
暑いと こっちでゴロ～ン
そっちでゴロ～ン
チワワってやっぱり犬目猫科ね♪
石原さとみのツンデレLINE
もひとつ ホイッ
【実話】極道の女【幽霊より怖い極道の面々】
空気読めない天然な久美子を連れてきた事を後悔し始めた
誠二の座るちよっと先に、別のオーラを醸し出す組長と目が合った
うわ～ッ怖っ
誠二に耳打ちして聞いたら某都会から招待した極道の親分
よ～く見ると、そっちこっちに子分にスクラム組ませ組長をガードするように目を光らせている
凄いな～
この会場の中にも敵が居るってこと？
明日の敵は明後日も敵？
まさかと思うけど刀とか鉄砲なんか所持してないよね？
男は一歩外に出ると７人の敵がいるって言うけど
7人の敵どころじゃないみたい
喧嘩は平和的に穏便に話し合いで解決して欲しいものだわ
鋭い眼光を放つ組長の面々
それにしても私から離れないフランケン組長がウザい
『生まれて初めて俺を怖がらない女に会ったよ ｶﾞｯﾊﾊﾊﾊ』
怖くて本音が言えなかっただけだもん
脈拍心拍数は上昇しっぱなし
2度とお会いしたくないけど、ずっと無視してる訳にもいかず恐る恐る名前を聞いた
『ワシの名前は二階勝ってんだ』
『珍しい苗字ね』
『今度ママの店に飲みに行っていいかな？』
ひぇーーーーーーーーーーっ
来るなくるな～
お願いだから来ないで～
私は覚悟を決め言葉をオブラートに包み
『私のお店って異文化人の方はお断りしてます』
極道を異文化人に変換して言ったら フランケン組長は ｼｮﾎﾞﾝ
時計をチラ見したら既に6時
しょんぼりするフランケン組長を無視し
『誠二、ゴメンね、そろそろお店に入るから退散するわ』
『久美ちゃんは誠二と同伴するのよね、じゃあ後で』
極道の世界に深入りすると後が怖いってもんじゃない
久美子ってば本当に誠二がヤクザだって事に気づいてない？
そんな事は後で考えよう、今はとにかく会場を出て外の空気を吸いたい
椅子から立ち上がった瞬間、ふらつく私
緊張と恐怖で脳みその思考回路がショートし足に歩けって命令できなくなってた
『ママ大丈夫か？』
ごっつい手で支えようとしたフランケン組長に
『大丈夫、ちょっと足が痺れちゃって』
幽霊屋敷より怖い極道達の忘年会は2度とゴメン
必死にロボット歩きで会場を出ようとしたら
『外まで送るよ』と、フランケン組長
見送る子分達の顔はみんな同じに見える へのへのもへじ
『お疲れさまでした』
一斉に深々とお辞儀する子分達
うわーっ もう私に話しかけないで、誰かに見られたら誤解されるじゃない
ってか、もう遅い、ここは繁華街で人通りも多い
ましてや忘年会シーズン真っ只中
歩いた方が早い距離の私のお店
送迎リムジンに乗るのを拒否し、フランケン組長の手を振り切り
『じゃあ～バイバイ』
最後まで強気の姿勢を崩さず軽いノリで逃げ帰った
同伴で入ると言ってた久美子が8時過ぎても店に入らない
その日、久美子は無断欠勤した
～続く～
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