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大姑との同居に苦労した姑
私達夫婦に初孫誕生、浮かれた舅が打診してきた
「頭金出すから2世帯でも建てないか？おまえら賃貸だし、いつでも出られるだろう」
その気になりつつある夫
しかし舅プランは、台所だけ分離の2世帯計画（玄関・風呂・トイレは一緒）
姑はこっそり私を呼んで
「嫁子さんには悪いけど、同居は嫌ですよ
今まで大姑さんで苦労し、今もお父さんで苦労してるのに、さらに新しい人と暮らすなんて
息子夫婦はスープが冷めそうな距離ぐらいが良いのよ」
姑は育児確執やら2ちゃんねるで書かれてるような嫁イビリに苦労した
そんな姑を舅は庇わなかったと
お墓はすでに大姑とは別のものを購入済み
介護もプロに頼むと断言
「夫はあてにならないから言っておくけど、もし私が先に逝くことあったら
遠慮なく夫を施設に放り込みなさい、苦労するのは私一人で十分」
「もし、嫁子さんが一緒にと言ってくれるなら私も考えますけど
まあ、あの人の人使いと横暴さは直らないわね、中途半端な2世帯住宅を考えるような人だもの
苦労するだけだから同居は嫌だとキッパリ息子に言ってね」
自分が苦労したから嫁には苦労させたくない
先に舅が逝ったなら苦労した姑と同居してもいいかなって思う嫁子です
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【実話】極道の女【裏の顔と表の顔を持つ実業家】
携帯電話に出ないまま1週間も無断欠勤の久美子
仕方なく誠二の携帯に電話した
『もしもし、みゆきんだけど』
『おぉ～この間は忘年会に出席してくれてありがとな』
『いえご馳走様でした、ところで今日はちょっと話があって電話したの』
『どうかした？』
『久美ちゃんの事で・・・』
『久美がどうした？』
『ずっと無断欠勤してるんだけど何か知らないかなって思って』
『ん？久美なら店を辞めたって言ってたぞ』
『聞いてないよ～』
『俺と一緒に居たいから辞めますってママに電話するって言ってたけどな』
『忘年会の後、誠二と同伴するって言ってた日から、ずっと電話もないし無断欠勤よ』
『ちょっと待て、久美と電話代わるから』
予想はしてたけど、やっぱり2人は一緒だったのね
『もしもし久美子です、誠二さんに嘘ついちゃって･･･あの無断欠勤ごめんなさい』
『連絡なかったから心配したのよ』
『誠二さんと離れたくなくて あの･･･そのままホテルに･･･』
『あらら～っ』
熱くなってる２人を引き離すのは無理がある 今はだ
熱はいつか冷める
何たって誠二は極道の金バッチ親分
下手に反対したり説教などしたら、誠二の極道の血が沸騰するかもしれない
ここは引き下がらねば
『分かったわ、短い間だったけど誠二とお幸せにね』とだけ言って電話を切った
翌日、誠二は謝罪にお店を訪れた
『ママ、今回の事は悪かったな』
『仕方ないわ、久美ちゃんと相思相愛なんでしょ』
誠二は、ニマッと顔を緩めて
『俺の戸籍は綺麗なんだぜ、1度も結婚歴ナシの俺って凄いだろ』
意外だ
バツが10個くらい付いてるかと思ってた
『俺さ～星の数ほど女と付き合ったけど結婚したいと思った女が居なかったんだぜ』
『へぇ～』
『で、そろそろ身を固めるかなって思ってさ』
『いいんじゃない』
『ただな～ 俺って前科者だろ、人並みに結婚して良いか迷っててさ』
うんうん、人生の半分を刑務所で過ごしたもんね～
何度も地元新聞に載ってたもんね(写真付きで)
『ところで久美ちゃんが言ってたけど会社経営してるの？』
『ヤクザも世間の風あたりを気にして会社の看板あげてんだよ』
『どんな仕事してんの？』
誠二は胸ポケットから名刺を数枚出して私に見せた
ふむふむ、土建業にサラ金にリサイクルショップ店
たこ焼き店から風俗業
『結構、手広く商売してるのね～』
えっと･･･こっちは
何？
ソープ !？
ソープって、あのソープ？
ローションとか石鹸の泡でツルツル体当たりする あれ？
スケベ椅子があるって噂の あれ？
『そうだよ ﾊﾊﾊ』
誠二は裏の顔と表の顔を持つ実業家だった
～続く～
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