京都に生まれて結婚するまではずっと実家で娘時代を過ごしていました
実母は娘の眼から見るとどちらかと言えば手まめで何でもリクエストするとさっさと
手早く作ってくれたけど京都人ではなく 生まれは山陰の漁師町でした
京都へ嫁いで徐々に京都の生活を覚え毎日のおばんざいなども母なりに習得していったようですが
私にはそれが京都の味 母の味だったかもしれません
当時はいややなぁ~またこのおかず もっといろんなものが食べてみたい!
と自分で見よう見まねで作ってみたり 料理教室で学んでみたり。。。
年を経ることにより そのころ厭だったものが 懐かしくてまた自分で作りたくなってきています
でも母はとうに旅立っていますから 教わることももう出来ないですね
自己流でやってみてやっぱり母の味とはちょっと別物になってきているようですが 笑
首藤夏世さん もうすでに他界されたかたですが 有名なおばんざいの研究家ですね
その方の著書 「ああうまかった うしまけた」から 豚の角煮とちりめん山椒を作ってみました
豚の三枚肉をおからと一緒に柔らかくなるまで水煮します
余分な脂をおからが吸い取ってくれるのです
本には1時間ほどと書かれていましたが 圧力釜でシュルシュルと茹でました 時間短縮!!!
おからを綺麗に流し その後酒 みりん 濃い口醤油で煮込みました
難しいと思っていたけど意外とシンプルで茹で卵も最後に一緒にたいてます
豚の脂がとろりと口の中で蕩け 少しも脂っぽく無かったです
高くない三枚肉を使うのでお金をかけず 手間をかける逸品ですね
ピザも良いけどこれは夫にも大うけでした!!!
もう一品はちりめん山椒
京都のお土産としても人気のある佃煮ですね
これも醤油 酒 みりんで炊いて実山椒を入れるだけです とっても簡単!!!
ご飯が美味しい!!!
食べ物ネタばかりですみません
PS
実山椒は春に出回った時 茹でて冷凍しておきます
お借りしました
「創る愉しさ 食べる嬉しさ」
首藤夏世
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