今回訪ねたのは大分県宇佐市にある清水寺(「せいすいじ」)です。
清水寺は静かな田園風景の中にありました。
参道にある門柱

左の柱

「補陀落山清水寺」
右の柱には「筑紫三番霊場」と、「九州西国霊場」の以前の呼び名が刻まれています。

真っ直ぐに伸びた参道を進むと珍しい山門が出迎えてくれました。

この山門は鐘楼も兼ねているのです。

霊場の本尊である千手観音菩薩はこの石段を登った観音堂にあるのですが

秘仏ゆえ帳の中でした。

開帳は年に2回、1月10日と8月10日だそうです。
立派な本堂

山頭火の像

説明板

山頭火は昭和4年11月より2年5ヶ月かけて九州西国霊場を巡礼しています。
静かな岩陰

この寺の名前のような清水が湧く泉

岩かげ まさしく水が湧いてゐる 山頭火

桜の頃は寺が桜に包まれたようになるそうです。
今は葉桜


日差しを和らげてくれる大きな桜の下でお弁当を食べ、次の大楽寺に向かいました。