母の忘れもの

軽度認知障害になった母の記録

デイサービス

2020-12-10 12:11:16 | 日記
母の症状が進んでいる中で

地域包括センターの

ケアマネージャー(Mさん)が

毎週のように実家に訪問してくれていて

根気強くデイサービスの見学を

すすめてくれたり

たまっている食材で作れる料理を

アドバイスしてくれたり

買い物に付き合ってくれたり

してくれているらしい

父が入院した日

私もたまたま会うことができて

父が退院してから

週1からヘルパーさんをお願いすることで

話を進めていることを

初めて知った

デイサービスは母の拒否が強くて

難航しているようだったが

昔は趣味が多彩だった母の話を

Mさんにしつつ

Mさんの見せてくれた近所の

認知症カフェのチラシで

陶芸教室を見つけ

「いいじゃん、陶芸教室❗前陶芸やってみたいって言ってたじゃん

と私が言うとMさんも

「そうなんですか⁉️それなら一緒に行きましょうよ❗私もやってみたい❗

と言った

2人で母にノリノリですすめてみたら

やっと母から

「そうねぇ陶芸だったら
やってみてもいいけど

との言葉が出た❗

すかさずMさんが

「やったぁ❤️
じゃあ予約しておきますね✨」

と手帳に書き込んだ

母には何度も

最近のデイサービスは

運動するものとか趣味の教室とか

カルチャースクール

みたいなものまであって

介護保険で安くできるし

すごくいいよって言ってたのに

母の頭の中でのデイサービスのイメージが

老人ホームで介護されている

お年寄りのイメージから離れなくて

その壁を破るのに苦労していた

おとといMさんと参加してきたと言うので

「どうだった?」

と聞いてみた

「楽しかったよ🎵」

との返事

「あそこにいた人たちは本当に
私と同じ症状の人たちなの?

と聞いてきた

「そうだよ、認知症カフェだからね
でもすすんじゃって意思疏通ができなくなったらそんなことも出来なくなるでしょ?
だからまだできるうちに体験をして脳を動かすのが大事なんだよ❗

と言うと納得したようだった

まぁすぐ忘れるだろうけど

こうして少しずつ

母の中の壁も壊されていって

介護がやりやすくなることに期待したい